サーフでヒラメが釣れない時、同じタックルで釣れる魚とその攻略法は?

シーバス
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サーフでヒラメ狙いをしていると、誰もが釣れない時を体験すると思います。
そんなときには他の魚を狙ってみてはどうでしょうか?
サーフはヒラメだけでなく他のフィッシュイーターにとってもよい捕食場所です。
今回はサーフでヒラメが釣れない時に、同じタックルで狙える魚とその攻略法について
解説します。

サーフでヒラメが釣れない時、同じタックルで狙える魚とその攻略法とは?

 グラフィックス2-1

<シーバス>

昼間の釣り方が確立されたことで人気が出るようになった、ソルトルアーの代表的な魚です。
ヒットしたらジャンプやエラ洗いといった激しいファイトで視覚的にも楽しませてくれます。シーバスは、潮が動いているときに活発に捕食するので、そのタイミングを見極めることが攻略の鍵です。
サーフにおいては離岸流を中心に、潮目、またゴロタ場などのストラクチャー周りを狙うとよいでしょう。攻略法としては、表層から中層を重点的に狙っていくことです。
使うルアーはミノー、もしくはバイブレーションがよいでしょう。
使い方は、速めのリトリーブのストップ&ゴーをおすすめします。
サーフに居るシーバスは捕食が目的なので、速めのリトリーブでルアーを見切られないようにして、ストップを一瞬だけ入れつつ誘っていくのが釣果を伸ばすコツです。

<マゴチ>

ヒラメが居るようなサーフには必ずと言っていいほど居るフラットフィッシュです。
砂に潜って自分の近くを通るベイトフィッシュや甲殻類を捕食します。
マゴチはヒラメが釣れにくくなる日中の時間帯でも狙うことができます
ヒラメと違う点は、ヒラメは2mくらいまでならボトムから泳いで捕食しますが、
サーフにおけるマゴチの捕食はせいぜいボトムから50cmくらいまでといったところです。
なので、できるだけボトム付近を狙えるルアーを使うことが重要です。
ソフトルアーヘビーウエイトミノー、メタルバイブレーションがおすすめになります。
使い方は、リフト&フォール、もしくはスローにボトムをズル引きしてくるようにするとよいでしょう
狙う場所は、離岸流やブレイクといった地形変化があるところを重点的に狙ってみてください。
ヒットすると激しいヘッドシェイクでルアーを外そうとしますので、ラインテンションを緩めずファイトすることを心がけましょう。

<ヤズ>

ブリの幼魚であるヤズもサーフで狙える好ターゲットです。
遊泳力の速さを活かしてイワシやサバといったベイトを活発に捕食します。
ヤズがベイトを追ってできるナブラや鳥山を見つけることができれば、高確率でヒットに持ち込めます
使うルアーはメタルジグがよいでしょう。頭側にアシストフックを付けて使ってください。
ヤズはベイトの大きさをよく見て捕食しているので、数種類のサイズのメタルジグを用意しておくとよいでしょう。
私のおすすめサイズは、12g、18g、28gです。
使い方は、表層近くをロッドでアクションさせながら引いてみてください
ヒットしたら一気に走り出しますので、少しドラグを弱めに設定しておくとよいでしょう。
サーフは障害物がほとんどないので時間を掛けてファイトして問題ありません。

<サワラ>

特に秋によく見られ、初心者でも比較的釣りやすい魚です。
ベイトを追って水面を飛び出す様子が見られることもあります。
ベイトが見当たらない時でも群れで回遊していることが多く、上手く捕食のスイッチを入れることでヒットに持ち込むことができます。
歯が鋭いので釣り上げた時は怪我をしないように注意が必要です。
狙う場所は潮目やブレイクなど魚の通り道となるところです。
使うルアーはメタルジグがよいでしょう。テール側にトリプルフックを付けておくと、鋭い歯でリーダーを切られることが少なくなります。
使い方は、一旦ボトムまで沈めてからロッドでアクションさせつつ誘うようにしてください。
リズムよくキレのあるアクションを連続して行うことが釣果を伸ばすコツです。
サワラはヒットしても手前に向かって泳いでくることも多く、ファイトの手ごたえがないときがあります。
しかし、手ごたえがないからといってリールを巻く手を止めるとバラしに繋がりますので、
ヒットしたらリールをできるだけ早く巻くように心がけてください

<チヌ>

他のフィッシュイーターがベイトを追っている時に、近くにいることが多いのがチヌです。
サーフにおいてチヌは自分で活発にベイトを追うことはあまりせず、他のフィッシュイーターが捕食しそこなって傷ついて弱ったベイトを捕食することが多いです。
使うルアーは軽めのバイブレーションをおすすめします。
使い方はボトムをできるだけスローにズル引きしてくるとよいでしょう。
チヌのアタリは他と違って、捕食に失敗しても追い続けてくるので、魚の重みがロッドにしっかり乗ってからフッキングするようにしてください。

<まとめ>

ヒラメが釣れない時に同じタックルで狙える魚と攻略法の要点についてまとめると、
●シーバス・・・捕食のタイミングを見極めるのが鍵
●マゴチ・・・ボトム付近を重点的に狙う
●ヤズ・・・メタルジグのサイズを数種類用意しておく
●サワラ・・・テール側にトリプルフックを付ける
●チヌ・・・魚の重みがロッドに乗ってからフッキングする
サーフはいろんなフィッシュイーターが狙える好ポイントです。
今回の記事を参考にして、ヒラメ以外の魚を狙うことも楽しんでくださいね。