《嘘のような本当のタコの話》タコのゲノム解読成功、特殊能力解明へ〜沖縄科技大学院大

私たち釣り人に馴染みの深いタコ。最近はルアーメーカーが率先して、タコ狙いを推奨していますが、まだまだ専門に狙う釣り人の数が少ないです。そのため、釣り人の間ではタコに関する知識がとても少なく、意外な悲劇に見舞われている人も少なくありません。そこで、つりトップ編集部内で実際に起こった、タコに関する「嘘のような本当のタコの話」を紹介します。

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エギングでの悲劇
コウイカ狙いのエギングで、海底をズル引きで狙っていると、グググッと重みを感じて即座にアワセを入れました。「イカにしては、締め込みが全くなく重たいだけ。ゴミでも引っ掛けてか?」と思っていたら、タコがエギに抱きついていました。初めて釣ったタコは気味が悪く、触れるのにも躊躇しましたが、食べる分には大好物の食材なので、時間をかけてエギから外して、ビニールに入れて縛ってそのままクーラーへ放り込みました。その後は10分ほど竿出ししましたが、アタリがなかったので帰路に着きました。
帰宅後、クーラーを開けると…、

タコがいない?

ビニールの縛り口は解けているものの、クーラーの蓋は閉じられたままです!車の中を探しましたが、タコの姿はありません。うーん…。
数日後、ベテラン釣り師の知人に話をすると、
「タコは、僅かな隙間があれば逃げることができる。クーラーに入れる際には、ちゃんと締めて、絶命しているのを確認しないとダメ」とのことでした。
私のように、タコをクーラーから逃してしまった釣り人は意外に多いらしいです。タコを逃してからの数日間は、車に乗る度に気味が悪かったです。

港での悲劇
知人のプレジャーボートでアジ釣りをしてから帰港しました。それで、ボートを接岸してから掃除をしていると、船のすぐ下の海底に、タコがいるのを発見しました。アジがほとんど釣れなかったので、お土産ゲットを目論んでちょうど船上にあったエギにラインを付けて、タコの側へ投入します。数回誘いを入れると、タコはスッとエギに抱きつきました。アワセを入れて糸を手繰り寄せます。船べりまで上げて振り上げた瞬間、痛恨のフックアウト…。しかし、タコは着地点が悪かったのかそのまま船べりに張り付いていました。
そこで、即座にタコの頭を掴んで引っ張ると、吸盤の力が強くて剥がすことができません。更に力を込めて引っ張ると…、あああああああ、
頭だけ獲れてしまった…
タコの足は船べりに付いたままだったので、すぐに手を伸ばして獲ろうとすると…、
船べりからふっと離れて、そのまま泳いで逃げて行くではないですか!

しかも、海底にあった、コンクリの隙間に隠れたのです!

驚いたのと同時に気味が悪くて、タコの頭を海に返して帰路につきました。

というわけで、つりトップ編集部ではタコに関しては、いい思い出がありません。それで本題の、興味深いタコに関するニュースです。

タコのゲノム解読成功 特殊能力解明へ 沖縄科技大学院大

「最も賢い無脊椎動物」と呼ばれるタコのゲノム(全遺伝情報)を解読することに、沖縄科学技術大学院大と米国の共同研究チームが成功した。タコやイカなどを含む頭足類のゲノム解読は初めて。神経系の大きさが哺乳類に匹敵するタコの進化過程や並外れた能力、生態の理解につながると期待される。英科学誌ネイチャーに発表した。

解読したのはマダコの一種、カリフォルニア・ツースポットタコ。ゲノムは塩基と呼ばれる4種類の物質が対になり、その配列で表される。解読の結果、タコの塩基は27億対あり、ヒトの31億対にほぼ匹敵することが分かった。

また、頭足類に特徴的にみられる遺伝子を数百個特定。その多くが皮膚や吸盤、神経系などタコの特殊な構造で働いていることを確認した。

タコは8本の腕に約5億個の神経細胞の大半が集中しており、筋肉の硬直により変形する腕、体の色や形を自在に変える擬態能力、巣を獲物の残骸で装飾する習性を持つ。チームは、こうした能力をタコがどのように獲得したかを解明する手掛かりが得られるとみている。
産経ニュースより

以上、過去の思い出を掘り起こしながら、興味深くニュースを読んだつりトップ編集部でした。

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