9月8日(日本時間)に発表された「iPhone7」と「iPhone7Plus」。私たち釣り人の注目は、もちろん、NEW iPhoneの防水性能。
現在、iPhone7のことでわかっているプレスリリースを元に、独断と偏見でその価値を考察してみました(^^)
iPhone7/7Plus登場、アングラーのもっとも気になる、防水性能はいかに?
「iPhone7/7Plus」の発表でもっとも気になったのが、「IP67」に対応するということ。
IPとは、日本工業規格で規定された防水や防塵についての保護等級で、三番目の6という数字が防塵性能、4番目の7が防水性能を表示しています(ざっくり説明すると)。
これらの数字が大きくなるほど、それぞれに対しての防御力が高いことを意味しています。
iPhone7は、防塵6級
防塵6級の正確な意味は、人体・固形物体に対する保護の等級を意味します。
上記の表によれば、防塵6級のiPhone7/7Plusは、
「粉塵の侵入が完全に防護されている」
と、テスト結果が出ています。
このレベルの結果を与えられるということは、一般に流通する電子機器の中では、最高レベルの気密性を誇ると考えてもよいでしょう。
iPhoneは、防水7級
こちらも、前述の表を参考にしてみます。
防水7級なので、日本工業規格の中では2番めに防水機能の高いレベルの機器と考えてもよいでしょう。
防水7級とは、
水面下1mに30分沈めたままでも水が浸水しないことが、テスト結果で証明されているとのこと。
これは、日常生活で使う分には、多少の水の事故も、直接的な故障の原因にならないと判断してもよいでしょう。
はたして、海水では?
とはいえ、たくさんの釣り人のフィールドとなる海ではいかに?
ここからはオフィシャルの資料がないので、つりトップ編集部の独断と偏見による考察なのをご了承ください。
まずは、海水。
一時的な海水への水没は、問題ないのではないでしょうか?
それよりも心配なのが、海水への水没により塩分の付着。
もし、iPhone7を海中へ水没させてしまったのであれば、回収後にそのまま使用するのではなく、真水で洗うなどして、塩分を取り除かなければなりません。
新品の間は、それでもすぐに故障が起きることは考えにくいですが問題は、長期利用による経年劣化。
経年劣化によるほんのわずかな隙間が、決定的なダメージを与えることは否定できません。
特に、日常生活で落としたりすると、わずかな歪みから本の少しの隙間が空く心配があります。
IP表示ではかなりの防塵性と防水性がうたわれていますが、半年以上の日常生活での使用はやはり、その後の海でのトラブルを過信してはならないと考えます。
かなりのハイレベルの防塵性と防水性を誇るiPhone7ですが、つりトップ編集部としては、防塵や防水性能の高いケースを使用することを、釣り人には推奨します。
まだ発売されていないiPhone7とiPhone7Plusですが、かなりの頑丈さを期待してもよいのではないでしょうか?
とはいえ、気密性の高いカバーの使用をオススメします。