【釣りを仕事に…、メーカー編】就職方法と、フィッシングライフを考える

堤防釣り
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「大好きな釣りを仕事にしたい」と、誰もが一度は考えたことがあるはず。
釣りを仕事にするとは言ってみても、メーカーや釣具店、メディア、はては釣り名人として生きるなど、そのジャンルは様々。

そこで今回は、釣りメーカーへの就職方法と、その後のフィッシングライフを私なりに解説します。

ちなみに、釣り業界とは言え業務はあくまでも仕事なので、ただの釣り好きはどこも雇ってくれませんのでお忘れなく。

 

【釣りを仕事に…、メーカー編】就職方法と、フィッシングライフを考える

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大手メーカーへの就職

会社の規模が大きなメーカーは大卒が基本となります。
その中でも難関はシマノ。

釣り以外の部署の割合が高く、釣り師以外の応募がとても多いです。
そのため、釣り以外の総合力が業界の中でももっとも必要とされます。

がまかつやダイワも入社は難しいですが、基本釣り愛好家しか応募しないので、シマノよりも倍率が下がります。

大学時代に釣りサークルに入っていると、サークルのOBにメーカーの現役社員がいるケースがあるので、就職までの距離が一気に縮む期待があります。

中堅メーカーへの就職

社員数が50人前後の中堅メーカーも、大卒を積極的に採用しています。

このクラスになると、釣りの専門学校として業界では有名な、ヒューマンアカデミーから業界に入る方も少なくないようです。

 

少人数のメーカー

新卒を募集することはあまりなく、即戦力の中途を求めることが多いです。
一般企業よりも、釣り業界にいた方を積極的に募集しています。

会社としての体力がないため、社員を育てるよりも即戦力を求めるのだと思います。

中途でメーカーへ入るには?

大手メーカーは、ほとんど中途採用がありません。
ただし、業界内で特筆するような技術があれば、大手メーカーから誘われることもあります。

実際に、リールを開発したい会社はシマノやダイワのリール部門の社員がほしいなど、これから開発したい商品をトップレベルで熟知した人材を求めています。

大半が営業、販売部門

あと、開発関係に目が行きがちですが、釣りメーカーで働く人のほとんどが営業部門に配属されます。
みなさんが思い描くような商品開発に直接携わるのは、ごく一部の人達だけです。
どうしても商品開発に専念したいのであれば、理系を卒業し、中堅規模以上の会社に入社するのがよいでしょう。

入社してからのフィッシングライフ

社員数が多くて、比較的給料が高く、休みの多い大手であれば、プライベートで存分に釣りを楽しめます。

会社の規模が小さくなるほど、業界にいても意外に釣りで遊べないものです。
その理由は、給料が少ないからです。

会社が社員の釣り経費を補助する会社は少数なので、釣行はほぼ自腹と考えましょう。
自社製品を無償で使える会社は多いですが、その商品数は決して青天井ではありません。

釣りをする時間やお金の融通は意外に効かないのが釣りメーカーの仕事です。
単純に自分自身が釣りを楽しみたい人には、オススメできる就職先ではないでしょう。

ただし、釣りのことだけを毎日、深く考えたい人にはオススメかもしれません。
もちろん、就職してからは一般企業と同様に上司との軋轢など、人並みにありますよ。