スピニングリールのドラグをスムーズに使うためのポイントとは?

スピニングリールといえば、細いラインを使った釣りを得意とするリールです。
近年、ハイプレッシャー化が進むフィールドにおいては欠かせない存在となっています。
細いラインは、繊細な釣りができる一方で、強度的にはやはり不安があります。
そのラインを切れないようにアシストする機能がリールのドラグです。
今回はスピニングリールのドラグをスムーズに使うポイントについて解説します。

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スピニングリールのドラグをスムーズに使うためのポイントとは?

<スピニングリールのドラグ構造について>

最初に、スピニングリールのドラグ構造について解説しておきます。
スピニングリールはスプール内部に入っているワッシャーをドラグノブが押さえつけることによって成り立っています。
ドラグノブを締めるとドラグが強く効き、緩めるとドラグが滑ってラインが出ていくようになります。
ほとんどのリールにはドラグが滑ってラインが出ていくときに音が鳴る、ドラグラチェットという機構があり、ラインが出る際に音の強弱でそのスピードを確認できるようになっています。
それでは次に、実際にスピニングリールのドラグをスムーズに使うめのポイントについて解説します。

<スピニングリールのドラグをスムーズに使い続けるためのポイント>

●ワッシャーが劣化していないか

スピニングリールのスプール内部には柔らかいフェルト素材のワッシャーが数枚入っています。

ダイワSLPW UTD フィネスドラグワッシャー 1 034326
回転摩擦によって、このワッシャーが抵抗を生み出しているので、ドラグを多用したり長年使っていると切れたり、摩擦によってできた汚れがスプール内部に残っていたりすることがあります。
そうなってしまうと、ドラグが上手く効かなくなってしまいます。ドラグワッシャーは止め具を外すと簡単に取り外しができますので、ときどきチェックするようにしましょう。

●グリス切れしていないか

ワッシャーにはドラグの滑りをよくするために油が染みこませてあります。
この油が切れてしまうと、ドラグが効きにくくなったり、摩耗が早くなってしまいます。
時折ワッシャーが切れていないか確認する際、一緒にグリスが切れていないかチェックしておきましょう。

●ドラグを強く締めたまま保管はNG

釣行後にはドラグを強く締めたままにしていないかチェックするようにしましょう。
ドラグノブを強く締め込んだままにしておくと、ワッシャーが押しつぶされるようになり、そのままの状態が長く続くと、ワッシャーの劣化が早まることにつながります。
釣行後にはドラグノブを緩めて保管するようにし、次回釣行時前に再度ドラグ調整してから釣りに行くようにしましょう。

●リールを洗うときの注意点

シーバスやジギングなどのソルトルアーでスピニングリールを使った後は水洗いが必須です。
水洗いをしないまま放置しておくと、ベアリングの錆などにつながってしまい、次回釣行時に快適にリールを使うことができなくなる可能性があるからです。
しかし、この水洗いのときにドラグ内部に水が入ってしまうと、ドラグが上手く効かなくなってしまう恐れがあります。
リールを洗うときにはドラグノブを締めこんでから洗うようにしましょう。
内部に簡単に水が入ってしまいますので本体を水に浸けるのは避け、流水をかける程度にしてください。
水洗いをしたあとはドラグノブ、スプール、ボディーに分解してから水分をふき取り、日陰で乾かすようにしてください。

<ドラグをスムーズにするための簡単チューニング>

スピニングリールのドラグがスムーズに機能させるためには、回転するときの抵抗が少ないほうがよいとされます。
ドラグに関連する主な回転部分は、スプール受け部分と、ラインローラーです。
このスプール受けとラインローラーの部分の回転をよくすることで、よりドラグはスムーズに効いてくれます。
ここで簡単にできるチューニングがベアリングチューンです。
安い価格帯のスピニングリールには、スプール受けやラインローラーの中に、金属や樹脂素材でできたカラーという部品が入っていることがあります。
このカラーを互換性のある同じ大きさのベアリングに交換することで回転がよくなり、ドラグがスムーズになります。
同じ大きさのベアリングは他の機種に搭載されているものや、チューニングキットとして販売されているものがありますので、釣具店やカタログで確認して購入するようにしてください。

<まとめ>

スピニングリールのドラグをスムーズに使うためのポイントについてまとめると、
・ワッシャーが切れたりしていないか
・油切れしていないか
・ドラグを強く締めたまま保管していないか
・リールを洗うときにはドラグノブを締めこんで、シャワーを掛けて洗い流すようにする
・ドラグをスムーズにするために、スプール受けやラインローラーのカラーをベアリングに交換するのがおすすめ
以上となります。

スピニングリールのドラグをスムーズに使うには、日頃の簡単なメンテナンスや保管、チューニングがとても重要です。
今回の記事を参考にして、ぜひ実践してみてください。

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