【初心者の疑問】鮎はなぜ友釣りで釣れるの?

みなさんは川で鮎釣りをしている人を見かけたことがないでしょうか?
立ち止まってしっかり見た事のある方は、糸の先に常に魚が一匹ついたままになっているを
不思議に感じたことと思います。
鮎の習性を利用した友釣りは、生きたルアー釣りとも言える日本独特の面白い釣りです。
これから友釣りを始めてみようと思っている初心者の方にむけて、友釣りのメカニズムを解説します。
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【初心者の疑問】鮎はなぜ友釣りで釣れるの?

鮎の苔を食む習性と縄張り意識

鮎は春先に河口域からソ上を始め、幼魚のころはプランクトンや飛虫などのエサを食べながら群れで上流を目指します。
さらに成長するとともに石についた苔を食べるようになり、群れでは無く単独でエサを食べるようになるのです。
鮎の成長は著しく早く「年魚」とも呼ばれるその一生は、次の子孫を残すための貪欲な食欲にも現れています。

単独で苔を食む(はむ)ようになった鮎は、縄張り意識を持つようになり、自分の縄張りのエリア内に入ってきた鮎を威嚇し、追い払う行動を見せます。
鮎一匹に対しての縄張り範囲は、その河川にいる鮎の密度、石大きさなどで様々です。たくさん鮎がいれば必然的に縄張りは狭くなり、その逆も言えるのです。

友釣りの仕組み

友釣りとは、鮎の縄張りエリア内に、釣り人が意図的に針の付いた鮎を泳がせて送り込み、威嚇して体当たりしてきた鮎を引っかけることにより成立します。

友釣りの仕組み自体を知らない人が鮎釣りをしているのを見ると、常に鮎が一匹ついているので「釣れているのでは?」と不思議に思うかもしれません。
縄張りに送り込む「オトリ鮎」がいないと、鮎の友釣りは成立しないのです。

鮎釣りのできる河川付近には、必ずオトリ鮎を販売するお店があり、一番最初に使うオトリ鮎は、オトリ店で「養殖の鮎」を購入する必要があります。
鮎が掛かれば、その掛かった元気な鮎がオトリ鮎となり、次々に循環させることが鮎釣りの肝とも言えます。

友釣りの仕掛け

オトリ鮎を泳がせて縄張りまで誘導する訳ですが、オトリ鮎に装着する仕掛けの仕組みはどうなっているのでしょう?

鮎釣りの仕掛けは、大まかに言うとまず穂先から、空中にある「天井糸」、水中に浸かる「水中糸」、鮎に装着する「ハナカン仕掛け」です。それぞれの糸、パーツを接続し一本の仕掛けとなります。

ダイワ  スペクトロン鮎 制覇XP AS完全仕掛け 0.175 976510

水中糸には様々な種類があり、水量や流速によって使い分けることが可能です。
近年では、自分で仕掛けを作らなくてもすぐに使用できる完全仕掛けや、水中糸だけの張り替え仕掛けハナカン仕掛けが販売されています。
トラブルで切れてしまった部分だけを張り替えることも可能で、初心者の方にも使いやすくなっています。

鮎に装着するハナカン仕掛けですが、ハナカンをまずオトリ鮎の鼻に通し、それからイカリ針の付いたサカサ針を尻ビレの付近に刺します
サカサ針には野鮎を引っかける為のイカリ針を付けられるよう、ハリス止式めになっており、鮎のサイズなどによって、臨機応変に針を交換できます。

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