おすすめタイラバ5選、特徴を教えて!

タイラバ

タイラバは、ロッド、リール、タイラバとシンプルなタックルで楽しめる釣りだけに、その細かなパーツに多くの種類があります。固定式、遊動式、またスカートの種類などそれぞれ組み合わせることでカスタムも可能です。今回はタイラバの各パーツの特徴とおすすめのタイラバ5選を紹介します。

おすすめタイラバ5選、特徴を教えて!

タイラバの構成と特徴

タイラバは、鉛の目玉(ヘッド部)とヘッド部から下のヒラヒラのネクタイ、スカートやワーム等のパーツとフックを組み合わせる構成となっています。
また、タイラバには固定式遊動式の2種類があり、それぞれに特徴があります。

●固定式

JACKALL(ジャッカル) ワーム ビンビン玉 スルメデス 80g メタルレッド/赤イカ.JACKALL(ジャッカル) ワーム ビンビン玉 スルメデス 80g メタルレッド/赤イカ.

固定式は、ヘッド部とネクタイやスカート等のパーツ類が固定されているタイラバのことを言います。巻き上げ時に直線軌道を保ち続けることができ、等速巻きに威力を発揮するメリットがあります。

しかし、鯛がアタックしてきた時に、タイラバの重さを直接感じてしまうことで違和感を覚え、バレてしまうというデメリットも。

●遊動式

ダイワ(Daiwa) タイラバ 紅牙 ベイラバー フリー 鍍金ゴールド 80gダイワ(Daiwa) タイラバ 紅牙 ベイラバー フリー 鍍金ゴールド 80g

 

遊動式はヘッド部が中通し(中空)になっており、ネクタイやスカート等のパーツ類が遊動するタイラバのことを言います。
遊動式のメリットは、海中に沈んでいく(フォール)間、ヘッド部とパーツ部分が分離されるので、軽いパーツ部分が着底するまでに時間差が発生します。その際、必然とタイラバの食わせの時間が確保されて、フォール中のバイトが誘発し易くなるのです。

また、鯛がアタックしてきた時にヘッド部分の重さを感じないため、喰い込みが良くなりバラシを防ぐ事にも繋がります。

着底後の巻き上げ時にヘッド部とパーツ部分が回転しながら巻き上げられてしまう可能性があり、その点がデメリットとして挙げられます。
タイラバの姿勢が安定しなければ、鯛はアタックしてきません

固定式と誘導式はそれぞれにメリットとデメリットを持っています。

タイラバの選び方

タイラバの構成と特徴でそれぞれのメリットとデメリットを解説しましたが、では実際に釣行する際に、固定式のタイラバを選ぶのか、遊動式のタイラバを選ぶのか、悩むところではないでしょうか?

現在は、バリエーション多く販売されている遊動式のタイラバに分があり、アングラーの多くは遊動式を使用しています。しかし、遊動式のタイラバが販売され始めたのはタイラバが流行してからになります。当初は固定式が主流だったのです。

固定式は、巻き上げている時のみしかヒットする機会はありませんでしたが、その後、遊動式の登場でフォール中のバイトのヒット率が上がり、遊動式が常用されることになります。

以上のことからも、タイラバを選ぶ時は、遊動式を選択すると対応の幅が広がります。
また、遊動式の弱点を補う形で、半固定式のタイラバも発売されています。

半固定式とは、ヘッド部分とパーツの部分をシリコンゴムで付け離しが可能なタイラバです。
固定式と誘導式の切り替えが簡単に出来て非常に便利です。

パーツの選び方

次に、それぞれのパーツの選び方を解説します。

●ヘッド

デュエル(DUEL) スライドヘッド 60g O F1097-Oデュエル(DUEL) スライドヘッド 60g O F1097-O

ヘッド部の重さは、釣行時の潮流に合わせて選ぶので、臨機応変に選んで交換できるよう、60g~120gまでを用意しておくと安心です。

ヘッドのカラーは赤、オレンジ、ゴールド、グリーンの4種類程度を揃えておけば十分です。

●ネクタイ

ネクタイはストレートタイプとカールしたタイプ等の様々なタイプが販売されています。ストレートタイプを使用するアングラーが多く見受けられますが、その日のベイトパターンや、鯛の活性状況でネクタイを選ぶことが大事ですので、様々なタイプを揃えておくことが大事です。

ダイワ(Daiwa) タイラバ 紅牙 ベイラバー シリコンネクタイ 間詰チャートダイワ(Daiwa) タイラバ 紅牙 ベイラバー シリコンネクタイ 間詰チャート

筆者は、ノーマルのストレートタイプカールタイプを常備しています。
色はまたは、オレンジで、材質がシリコン製の耐久性に優れたものを選ぶことをおすすめします。しかし、ベイトに合わせることも必要な時がある為、グローも揃えておくと安心です。スカートはネクタイとは違う色を付ける事で鯛へのアピールが高まると言われています。その為、ネクタイで使用していないカラーを選びましょう。

ワーム等アピールをする為のパーツ類は、正直好みの問題ですので、必要に応じて好きなものを選ぶと良いでしょう。

以上の事を踏まえて、筆者おすすめのタイラバをご紹介します。

シマノ 炎月タイガーバクバク 02T オレンジゴールド 80g

遊動式タイラバで、食い渋り時でも実力を発揮するタイガーバクバクは、筆者が一押しするタイラバです。
また、シマノ独自のスルスルパーツでネクタイが簡単自在に変更することができ、タイラバに重要な時合いを逃すことがありません。是非ともお試しいただきたいタイラバです。

シマノ 炎月神楽 04T フルレッド 100g

半固定式タイラバで、遊動式への変更も容易に可能。特徴として、速い潮流の抵抗を上手く逃がし、姿勢がブレません。また貫通性に優れたフックが装備されており、鯛のバラシを軽減してくれます。

DAIWA 紅牙ベイラバーフリー 黄金オレンジ 100g

完全遊動式のタイラバです。スラローム型のヘッドによって、狙うレンジまで一直線な姿を描き、着底後の巻きの姿勢も崩しません。
完全遊動式なので、鯛の喰いも違和感なくスムーズで、バラシを軽減してくれるモデルです。

DAIWA 紅牙ベイラバーフリー カレントブレーカー オレンジ 120g

ヘッド上部のラダーによる安定したフォールと巻き取りで、潮流の速い時に実力を発揮してくれます。

DUEL ソルティー・ラバー スライド LSCA 100g

ヘッド部がDUEL社らしい多角デザインで、高いアピール性が特徴のタイラバです。
遊動式と強力なヘッド部の発光が鯛を引き寄せてくれること間違いありません。

まとめ

遊動式タイラバは、広範囲にわたってバイトチャンスがあり、タイラバゲームに有効です。メーカーによっては半固定式タイラバを発売しており、固定と誘導を簡単に切り替えることができます。
各メーカーともに遊動式が主流となっていますが、どの製品も基本的な性能は同じです。釣果を左右するネクタイとスカートは種類が多いと重宝しますので、色々と揃えて、試されることをおすすめします。