ベイトとは、ヒラメのエサとなる小魚のことです。
ベイトが居れば、ヒラメがいる可能性は高くなります。
それぞれのベイトについて知ることでよりヒラメに近づくことができます。
今回はそのベイト別攻略法と、ベイトの見つけ方の基本について解説します。
サーフのヒラメ攻略、ベイト別攻略法とは?
<ヒラメが好むベイトは4種類>
・イワシ
・アジ
・キビナゴ
・シロギス
<イワシの攻略法>
・マイワシ
・カタクチイワシ
・ウルメイワシ
といった種類が居ますが、どれもヒラメが好むベイトになります。
イワシは季節によって5cm程度のものから、20cm近いものまで大きさが異なります。
そのときのイワシの大きさに合わせてルアーを選ぶことが重要です。
ルアーの動かし方ですが、イワシは表層近くを泳ぐことが多いので、それを意識するようにしましょう。
まずは表層付近からリトリーブしていき、徐々にレンジを下げていくようにすると効率よく攻めていくことができます。
<アジの攻略法>
サーフの途中に防波堤があるようなポイントは、アジがベイトになっている可能性が高いので覚えておいてください。
アジは潮流のある場所を好むので、離岸流をはじめとする流れに注目していきましょう。
動かし方は、リフト&フォールをメインに使ってみましょう。
アジは一定層を泳がず、いろんなレンジを泳ぎ回るのでそのイメージで使ってみてください。
<キビナゴの攻略法>
群れで行動するため、泳ぐルートが一定になりやすく、そのルートを見極めることが攻略のコツです。また他のベイトに比べて泳ぐスピードが速いのが特徴です。
流れやブレイクといったベイトの通り道を特に意識していきましょう。
カラーはキビナゴカラーをはじめとするシルバー系がよいでしょう。
動かし方は、他のベイトのときと比べて速めにリトリーブすることを心がけてください。
速めにリトリーブするので、速く引いてもバランスを崩しにくいものを選びましょう。
<シロギスの攻略法>
特に多くみられるのは、比較的波が穏やかなサーフです。
砂に潜るなど警戒心を見せる一方で、ルアーを追いかけてきたりする好奇心旺盛な面もあります。
カラーはキスカラーと呼ばれる、白っぽくも透明感のあるものを選びましょう。
動かし方は、ボトム近くをスローリトリーブ、もしくはリフト&フォールを試してください。
<ベイトの見つけ方>
海を見ていると黒っぽい塊が動いている状況に出会うことがあります。
これはベイトが多く集まった状態で、ベイトボールと呼びます。
ベイトボールができているときは近くにヒラメが居る可能性が非常に高いです。
海を見て黒っぽくなっている場所がないかよく観察するようにしましょう。
ベイトを狙っているのはヒラメだけではありません。
カモメやウが居るところはベイトが居る可能性が高いです。
カモメであれば海面近くを飛んでいるとき、ウであれば水中に何度も潜るときがベイトの多いポイントの目安になります。
このような状況は特にヒラメがヒットしやすいチャンスです。
自分の足元はもちろんですが、波打ち際にカモメやカラスが居ないか注意しておくと、
<まとめ>
●イワシ・・・その時の大きさに合わせてルアーを選ぶ、基本はミノーを使う
●アジ・・・バイブレーションもしくはスピンテールをリフト&フォールで使う
●キビナゴ・・・ミノーを使って速めのリトリーブを心がける
●シロギス・・・ワームを使ってボトム付近をアクションさせるようにする
●ベイトの影を見つける
●鳥を見つける
●波打ち際を見ていく