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【2019 鮎】ダイワ新製品のおすすめ鮎竿を徹底解説!

平成から令和に元号が変わる5月1日、全国に先駆けて和歌山県で鮎釣りの解禁を迎えます。記念すべき年に新製品としてリリースされる鮎竿のチェックはもうお済でしょうか。

各地の釣具店で開催される鮎新製品の展示会では、鮎竿を実際に手に取って見ることができます。これから手に取って見る機会がある方は予習も兼ねて是非読んでみてください。

また新製品をネットで購入予定の方や、実際に手に取る機会がない方にも参考になるよう、要所を含めて解説します。

【2019 鮎】ダイワ新製品のおすすめ鮎竿を徹底解説!

 

ダイワ鮎竿最高峰モデル NEW グランドスリム

ダイワのグランドスリムと言えば、一番にイメージするのが細身肉厚設計。

細身ならではの風切り性能とは対照的に、良型も安心して獲れるパワーとトルクを兼ね備え、さらに小さなオトリでも引ける変則調子。まさに最高級万能ロッドと言えるのが、歴代グランドスリム設計の特徴です。

3代目ではSMT(ソリッド)、4代目ではZ-SVFカーボン、5代目ではSMTチューブラーに加えて7本継採用に伴うチャージリングやナノプラスなど、常にダイワ最新のテクノロジーを搭載してきたグラスリ。今作で6代目となる新しいグラスリの進化はどこにあるのでしょう?

●NEWグランドスリムのコンセプト

低負荷ではT調子、押しの強い流れで大きな負荷がかかればA調子、さらにオモリ使用時や大型を狙う場合はMT調子と、あたかも状況に合わせて変化するような「変則調子」。それが歴代受け継がれてきたグラスリの特徴のひとつです。
さらにスムーズに、もっと劇的に変化させることがテスト段階での絶対オーダーで、グラスリ調子の継承併せての進化が、生まれ変わったグラスリのコンセプトと言えます。

キーワードは『6通りの調子変化』と、『V-JOINTα』『スペシャルZ-SVFナノプラス』の2つの新テクロノジーです。

 

●穂先3本と穂持ち(#2)2本のスイッチが生み出す変幻自在の調子変化

NEWグラスリには3本の穂先と2本の穂持ちが標準装備されています。

1.1mmの細径カーボンチューブラーを基本穂先に、繊細&柔軟なSMTソリッド替穂先、パワーと回転力を意識した10cm短いSMTチューブラー替穂先の計3本と、更に組み合わせ時に30cm短くなる♯2番のスイッチパーツです。

 

穂先3本と穂持ち2本の組み合わせは全6通りになり、時期、フィールド、鮎のサイズ、釣法や仕掛けに合わせて、組み合わせる事で、初期の10cmサイズから27cmクラスの“メガトルク急瀬抜”が得意とする領域まで幅広く適応可能となります。

 

●新たなロッドテクノロジー<1> スペシャルZ-SVFナノプラス搭載

ダイワのカーボンテクノロジーは樹脂(レジン)量を減らし、より多くのカーボン繊維を密入することで軽さとパワーを両立していく技術です。樹脂が少なくカーボン繊維が高密度なほど、軽量化でき感度&パワーは向上すると言えます。

 

ダイワ カーボンテクノロジー比較図

2010年に精密にコントロールされたカーボン繊維配列により、更なる軽さ・感度・パワーを発揮するZ-SVFカーボンを発表しましたが、NEWグラスリにはそれをさらに超える、スペシャルZ-SVFナノプラスが搭載されています。

■ナノプラスとは?

東レ(株)ナノアロイ®テクノロジー(カーボン繊維同士を繋ぐ接着剤であるミクロンサイズの樹脂)を、通常よりもはるかに細かいナノサイズ(ミクロンの1/1000)として混合するダイワ独自の製造手法です。ロッド機種ごとに最適化を行い、ロッドブランクの更なる高強度化・軽量化を可能にします。

 

●新たなロッドテクノロジー2 V-JOINTα搭載

 

節と節が重なる部分に独自のバイアス構造を採用することで、合わせ部のスムーズな曲がりを実現したのがV-ジョイント構造です。

ダイワ鮎竿テクノロジーの革新構造のひとつと言え、多くのシリーズに搭載されています。

 

今回新たにNEWグラスリに搭載されたV-ジョイントαは、バイアス部に高密度カーボン素材ナノプラスを含む高強度素材を採用し、軽量化をも実現しました。

 

※その他スペック

■ESS(感性領域設計システム)■ X45 ■チャージリング構造 ■ スーパーリング構造 ■ エアグロスフィニッシュ(#4~元竿) ■ ゼロコーティング(#1~#3) ■ セーフティフックタイプメタカラマン ■ 節落ち・食いつき防止合わせ ■ 固着防止リング ■ 特殊撥水処理 ■ 新触感グリップ ■ 固着防止リング ■ 銘板付下栓 ■ 元竿口金処理 ■ ニット竿袋

 

 

ダイワ NEW 銀影競技スペシャル T テクニカル

T調子と言えば、ダイワ鮎竿ではメインシリーズと言え、引き釣りやオモリを使用した止め釣りなど操作性に優れた先調子の竿です。銀影競技シリーズで先に発売となったT調子のテクニカルモデルですが、通常のT調子、また競技シリーズのテクニカルモデルとの住み分けはどういったところにあるのでしょうか。

●T調子とTテクニカル調子の違いとは?

瀬での引き釣りやナマリを使用した止め釣りに特化しているT調子ですが、よりフィネスな操作性をコンセプトに作られたのがTテクニカル調子だと言えます。競技Tをベースに、穂先から胴部までがしなやかな設計で、T調子特有のオトリの直線的な動きとパワーはそのままに、従来以上に繊細に操れて、オトリへのダメージが少ないのがテクニカル調子と言えます。

スペシャルT調子が最適鮎サイズを18~25cmと設定されているのに対して、Tテクニカル調子は12~21cmとし、16cm~18cmにおいて最高のポテンシャルを発揮する設計になっています。

●競技TテクニカルとスペシャルTテクニカルの違いとは?

競技Tテクニカルに比べて、スペシャルTテクニカルは♯1~♯3がしなやかで、♯4から下節は張りがある設計になっています。先調子設計はそのままに、より操作性の純度が上がったとされています。さらにスペシャルZ-SVFナノプラスV-ジョイントαと最新の素材とテクノロジーが搭載されています。

※その他スペック

■感性領域設計システム「ESS」■スペシャルZ-SVFナノプラス■V-JOINTα■X45(=Xトルク)■Vコブシ設計■チャージリング■スーパーリング構造■エアグロスフィニッシュ(♯4~元竿)■ゼロコーティング(♯1~3)■特殊撥水処理■セーフティーフックタイプメタカラマン■新触感グリップ■節落ち・食いつき防止合わせ■固着防止リング■銘板付下栓■元竿口金処理■ニット竿袋■SMTチューブラー標準替穂先■#3スイッチパーツ標準替中節(90⇔93)
※標準穂先はカーボンチューブラー
※専用設計の別売り替穂先を設定: SMT(スーパーメタルトップ)/メガトップセンサーオートマ穂先

 

 

ダイワ NEW銀影競技 タイプS

胴調子のA、先調子のT、その中間的調子となるのが「TYPE S」です。Aの得意とする小石底での面の釣りや、Tの得意とする石の大きい河川での泳がせ釣りなど、河川を選ばず、どんな状況でも偏差値の高いのがS調子といえます。

●競技クラスでは初搭載の最新テクノロジー

競技クラスでは、初搭載となる「Z- SVFナノプラス」「V- JOINTα」を採用し、従来のタイプSに比べ最細径のカーボンチューブラー穂先で、♯4までしなやかな設計となっています。上下左右のSアクションは低水温や早朝などのタフコンディションに効く、競技会にも、もってこいの鮎竿です。

●選べる3機種と2本の穂先

対象サイズ12~23cmのTYPE S 90 3機種の中で最もフィネスモデル設計。ベストパフォーマンスは15~18cmサイズで発揮される。

対象サイズ14~25cmのTYPE S H85 軽さ操作性に優れた短竿モデルのラインナップ。

対象サイズ14~25cmのTYPE S H90 人気の新機軸H90。最適応サイズは16~21cmながらも、25cmクラスまで引き抜き可能なパワーをも持ち、最もオールラウンダーなモデル。

※その他スペック

感性領域設計システム「ESS」■Z-SVFナノプラス■X45(=Xトルク)■チャージリング■V-JOINTα■スーパーリング構造■エアグロスフィニッシュ(♯4~元上)■ゼロコーティング(♯2~3)■特殊撥水処理■セーフティーフックタイプメタカラマン■新触感グリップ■節落ち・食いつき防止合わせ■固着防止リング■銘板付き下栓■元竿口金処理■ニット竿袋
■SMTチューブラー標準替穂先(本穂先はカーボンチューブラー)
※専用設計の別売替穂先を設定 :SMT(スーパーメタルトップ)

 

 

まとめ

2019年に新発売となるダイワ鮎竿を高価格帯をメインにご紹介しました。Z-SVFナノプラスやV-ジョイントαなど、新テクノロジー満載で機能もスペックも向上している製品ばかりです。購入するには高額な鮎竿ですが、もし気になる新製品があれば、ぜひ現物を触ってみて店員さんに話を聞いてみましょう。そのための予習も忘れずに!

 


【2019 鮎 針】おすすめの新製品まとめ

全国各地で開催されるフィッシングショーも終わり、春になると今度は釣具店開催の鮎新製品展示会や即売会などが続々と始まります。お買い得鮎用品や新製品が店頭に並び始め、目を見張っている鮎釣り師の方も多いのではないでしょうか?

今回は鮎用品の中でもイカリ針にスポットをあて、注目の新製品をご紹介します。

2019 鮎釣り針の新製品まとめ

 

 

がまかつ THE BOX T1 セッカ 6.5~7.5号(108本入)

 

 

 

T1 セッカは鈎先が短く外向きに設計されており、掛かりの速さが最大の特徴です。

初期の低水温時や人工産鮎、群れ鮎など追い気の弱い鮎の針へのコンタクト性が向上し、鈎立ちも良いとされています。
鈎立ち後は、※「ナノスムースコート」により触れた野鮎に抵抗なく刺さり込むことで、早掛け鈎にありがちなケラレを防ぎます。

「中小型鮎を素早く確実に掛ける」をコンセプトに開発されたこの鈎は、軽量設計によりオトリの自然な泳ぎをサポート。また早掛け鈎の泣き所であったトロ場やチャラ瀬での根掛かりや針先の摩耗も抑えられます。

 

 

がまかつ鮎フィールドテスターの廣岡保貴さんは雑誌のインタビューでセッカについて以下のように話しています。

「以前なら前アタリがあるような場面でも、1発で刺さる掛かりの速さに驚いた。軽量設計のおかげか根掛りも明らかに少ない。日常的なフィールドとなる中小河川ではシーズンを通してとても使いやすいはずです。」

特徴的な形状のセッカ、早掛けタイプのバリエーションとして使ってみたい針のひとつです。

 

ナノスムースコートとは?

ナノスムースコートとは、摩擦抵抗を劇的に減少させる、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン Polytetrafluoroethylene)複合表面処理加工のことです。現在までに発見されているもっとも摩擦係数の少ない物質で、いわゆるフッ素樹脂コートの1つとされています。さらに強い撥水性能もっており、摩擦ゼロ感覚の刺さりの良さを誇るコーティング加工なのです。

現在鮎針においてフッ素加工は針選びの基準になるほど重要な要素になっています。

↓針のコーティングについての関連記事はコチラ↓

【道具の知識】メーカー別、針のフッ素コーティングについて教えて

 

●T1(ティーワン)とは?

高靭性熱処理製法(特殊熱処理技術)を施した針。「高強度=高硬度・高靭性(粘り)」を高次元に実現させた特殊製法を採用したシリーズです。硬いだけでは折れてしまう強度面での弱点を高靭性(粘り)を持たせることによって解決しています。

 

●タイトウェッジ搭載

フッ素コーティングで一番厄介なのが針巻きです。針自体がよく滑るので、とくに手巻きでは歪みから針が倒れたり、ハリスが抜け易かったりトラブルが発生するのですが、このタイトウェッジ構造は針倒れ防止の軸加工として、掛け針の背側に広いフラット面が成型してあります。

このことで従来の丸軸針よりも回転が起きにくく、錨が安定する構造になっています。

 

 

オーナー 妃刃(きば)

 

 

一般的なシワリ型とは違い、独特の形状が特徴の針です。

フトコロの頂点から大きく弧を描くロングテーパー、ロングカーブ鈎先を採用し鈎先が傷みにくい形状をコンセプトに掲げています。チャラ瀬や泳がせ釣りにおいて鈎先は、どうしても底石などと接触する回数が増えます。妃刃の独特なロングカーブ形状は掛かりの良さはもちろん、ノンメッキの針先を石から守り、非常に鋭い鈎先を長い時間持続したまま、オトリを泳がせることが可能なのです。

 

 

鈎軸からフトコロ頂点までは直線でつなぎ、フトコロ頂点を鋭角化させるころにより、鈎先部全体のしなりをうまく調整。より一層の深掛かりを導き、バレにくさを実現しました。

オーナーのノンメッキ針はその名の通り、針先にメッキ加工が施されておらず、鋭さが特徴です。ノンコートだけに非常にデリケートなため錆びには要注意ですが、それを上回る刺さりの良さがメリットとして挙げられます。

 

ダイワ D-MAX 鮎 SPECIAL ワンデイパック ダブルテーパーハリス

 

ハリが持つ本来の鋭さを引き出し、刺さり込み性能と両立。進化した加工技術がスペシャルフィニッシュ加工です。

スペシャルフィニッシュ加工とは、分子レベルの膜形成による、ダイワにしかできないハリの加工技術のことを言います。摩擦抵抗が小さく滑りのよい表面はフッ素メッキと同等以上ですが、膜の厚さで比較すると1000分の1の厚さしかありません。そのため、本来のハリ先(コーティング以前)の鋭さと刺さり込みが実現していると言えます。

滑りやすさとスムーズな刺さり込みが特徴のフッ素加工ですが、さらにそのフッ素膜を薄く加工することが可能な「分子レベル」の膜形成が進化系と言えそうです。

 

 

ダイワ鮎フィールドテスターの伊藤正弘氏はHPで以下の様にインプレッションしています。

「とにかくよく刺さるの一言に尽る。これまでのフッ素メッキ、サクサスも刺さりは良いが、掛かり方としては若干ウロコをすくってから掛かる感じ。対して今回のスペシャルフィニッシュは刺さりが速いだけでなく、ウロコをブチ抜く感覚で一気に針のフトコロまで深く刺さり込むので、バレが少ない。」

D-MAX 鮎 SPECIALバラ針の発売当初はその刺さりの良さが話題になりましたが、値段が高額なことや、他のフッ素加工針同様に手巻きによるスベリやズレの煩わしさがありました。
新製品のワンデイパックは新たにWテーパーハリス採用で、スピード、マルチ、キープ、エアスピード、パワーミニマムなど要となるシリーズのラインナップに加えて手に取り易い価格帯なのも魅力です。

 

がまかつ THE BOX T1 大鮎無双 8~10号(96本入)

ナノスムースコート加工で新しくなった大鮎無双は荒瀬、激流等の高水圧下における身切れを最小限に抑えることを目標に開発されています。主に盛期から終盤の大河川における大鮎を想定した針です。

野鮎に深く刺さり込むストレート鈎先と、魚体を広く抱え込むワイド形状が身切れの原因となる浅掛かりを防ぎます。

がまかつ最太クラスの軸径設定が、魚体の鈎傷を最小限に抑えることで、高水圧下における長時間のやり取りでの身切れを防ぎ、高いキープ力を発揮

 

また、刺さり込みの良さを損なわない程度に鈎先をあえて僅かに鈍角化させたことで、鈎先の耐久性が大幅に向上し、厳しい使用状況下においても鋭さが持続します。

 

 

フィールドテストに携わった田嶋剛氏は雑誌のインタビューで以下のように話しています。

大きな特徴は針先のテーパーをあえて短くしていること。滑って掛かるのではなく、盛期の鮎に対して鱗と鱗の間にすっと針立ちし、適度な抵抗を伴ってしっかり掛かる設計になっています。ナノスムースコートと充分な太軸の効果により、キープ力も全く問題ありません。自信を持っておすすめできます。

田嶋氏と言えば、野嶋玉造氏とともに球磨川に何度も訪れ、荒瀬や激流釣りを得意としている大鮎釣り師です。実際のテストは3シーズンにも及び、この針を使い込んできた実績は製品の信頼に繋がります。

※T1、タイトウェッジ構造

 

 

まとめ

今年の新製品の鮎針は例年になく形状に特徴があると思います。一言にシワリ型、早掛けタイプと言っても、細かい形状のバリエーションは現行モデルだけでも把握できないほど発売されています。コーティング加工技術や、現代の鮎釣り状況下でのフィールドテストを経て製品化される新製品は、必ず進化を遂げているはずです。たくさんあって選べない、他の針を川で試す機会が少ないという方は、まず新製品を手に取って試してみるのが釣果アップの近道なのかもしれません。

 

 


シーズンイン!大鮎におすすめの水中糸ランキング BEST 5

鮎釣り解禁から約3カ月、鮎釣りフリークのみなさんにとっては、あっと言う間の3カ月だったのではないでしょうか?
8月も後半になると、全国各地の河川で大鮎情報を耳にするようになります。地域によって大鮎のサイズ概念は様々です。
今回は、球磨川など尺鮎河川でも使用できる、おすすめの対・大鮎水中糸をランキング形式でご紹介します。

シーズンイン!大鮎におすすめの水中糸ランキング BEST 5

大鮎釣り水中糸の選び方

一言に大鮎と言っても、その概念は地域によって様々です。

例えば尺鮎が釣れる可能性の高い河川が多い九州と比べられる地域は、全国でも少なく特殊と言えます。また、水深のない浅い小石底が特徴の河川で、平均25cmサイズの大鮎が数釣りできるなんて河川もあるのです。例えば球磨川で使用する水中糸は、極端に太糸です。
メタルで言えば0.2号以上を推奨しますが、その理由は急流にあり、尺鮎を確実に取り込むためには決して極端な太さでないことが分かります。

逆に、トロ場などで狙う大鮎河川ではフロロなども多用します。自分が下って取り込めるポイントであれば、強度よりも掛け優先で水中糸を選ぶことも大事なのです。
手返しなのか、掛け重視なのか、確実な取り込み重視なのかで、選ぶ水中糸は臨機応変に変えることが大事です。

水中糸と大鮎竿のバランス

大鮎釣りをするにあたって大事なことが竿と水中糸のバランスです。各メーカーから大鮎専用の竿が販売されていますが、注目したいのは調子です。
分かり易く言えば、鮎が掛かった時に竿が曲がるか曲がらないかで、糸にかかる負荷が変わるということなのです

曲がる胴調子の竿であれば水中糸にかかる負荷も少なく、またロッド全体に張りのある抜き調子の竿であれば、水中糸や掛かり鮎に負荷がかかります。
掛かる鮎のサイズも加えて重要な要素です。先述した取り込みを優先するか、手返しを優先するか、河川によって変わります。

大鮎におすすめの水中糸ランキング

1位 ダイワ メタコンポⅢ

ダイワ(Daiwa) メタルライン メタコンポIII 12m+1m 0.07号 ブラック

比重が2.1と軽く、しなやかで泳がせ釣りにも対応できる複合メタルラインです。ラインナップは0.2号まであり、尺鮎狙いにも十分使用可能です。
水切れが良い表面コーティングも特徴で、目印の編み込みもストレスがありません。また、ブラックとイエローのラインカラーが選べ、イエローは視認性に優れています。

2位 がまかつ メタブリッドシリーズ

がまかつ(Gamakatsu) 複合ライン メタブリッド 高比重 30M L114Z 0.1

泳がせ釣りにも対応、1.9と低比重のメタブリッドⅡをはじめ、中比重、高比重と場面に応じて選ぶ事ができる複合メタルラインです。
高比重の号数ライナップは0.2号まであり、急流での尺鮎や大鮎釣りにもおすすめです。

3位 サンライン ハイテンションワイヤー

サンライン(SUNLINE) タングステン×ステンレスライン ハイテンションワイヤー鮎 水中糸 12m 0.4号 ブルー

高強力・高比重タングステンとステンレスを撚り合せた比重9.7の複合メタルラインです。急瀬・荒瀬でも沈みが良く、掛かり鮎の強引な引き抜きにも安心な強度です。
また、0.2号以上の号数ラインナップが規格にあるのもめずらしく、対尺鮎用としてのバリエーションとしておすすめできます。

4位 バリバス ハイブリッドメタマックスネオ

モーリス(MORRIS) ライン エクセラ鮎ハイブリッドメタマックスNEO 0.125号.

 

タングステンをコアに高強度ステンレスワイヤーを撚糸した複合メタルラインです。
従来のメタマックスも人気がありましたが、製法はそのままに瀬釣りに特化した製品に生まれ変わり新発売となりました。この製品も0.3、0.35、0.4号と、対大鮎、尺鮎に選べるサイズバリエーションがあります。

5位 DUEL アーマードFH鮎水中糸

デュエル(DUEL) PEライン ARMORED FH 鮎 水中糸 24m 0.06号 ゴールデンイエロー+ブルー H4133-GYB

近年、鮎釣りの水中糸として注目を集めているラインです。鮎専用でシリーズが発売されて間もないですが、ソルトシリーズのアーマードフロロを球磨川で使用した鮎師からその人気が広がりました。
水切れもよく、擦れにも強いのに製品の価格はメタルの半分以下なもの魅力のひとつだと思います。また伸縮性がなく感度にも優れています。比重が約1.0と、泳がせ釣りにも対応します。

まとめ

水中糸は太ければ太いほど、強度は上がります。しかし、球磨川などの尺鮎を釣りに行く河川は別として、大鮎釣りは河川状況に合った水中糸を選ぶことが大事です。また、竿や掛かる鮎のサイズとのバランスもトラブルを回避する重要な要素となります。


【2017 鮎釣り】おすすめの水中糸と特徴を解説

今年もついに待ちに待った鮎の友釣りシーズンが開幕となりました。
すでに竿を出された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
仕掛けは今年も例年通りと準備された方、また今年は違う水中糸を使った仕掛けで友釣りにチャレンジしてみようと思っている方へ、おすすめの水中糸とその特徴をご紹介します。

【2017 鮎釣り】おすすめの水中糸と特徴を解説

シマノ・メタキング 複合メタルライン

メタキングの一番の特徴は細号数で強度があることです。例えば、0.01号は最大強力980gの高強度で、20cm程度の鮎を楽に引き抜くことができます。
通常の複合メタルと言えば、細くても0.04号程度なのでメタキングが、いかに細号数か分かると思います。METAKING
0.08号ではテストの際、瀬で尺鮎を引き抜いた実績のある高強度新素材繊維のコア(芯)と強力タングステンワイヤーのコンポジット複合メタルラインです。
比重が4.28と軽いことから、トロ場の泳がせも可能。もちろん瀬での使用がメインでおすすめできるオールラウンドラインです。

モーリス・メタマックスネオ 複合メタルライン 2017新製品

タングステンをコア(芯)に高強度ステンレスワイヤーを撚糸させた製法はそのままに、引き釣り用の改良モデルとして新発売されました。

メタマックス ネオモーリス エクセラ鮎 ハイブリッドメタマックスネオ ハイライトピンク 16m 0.125号
瀬での引き釣りに特化した、比重:9.8のほぼ単線メタルに近い使用感の高比重モデルです。ラインカラーは視認性に優れたハイライトピンクを採用し、白泡立つ急瀬や荒瀬での視認性に優れています。岩などの擦れにも強い、独自のハードコーティングが施されていて安心です。

サンライン・トルネード鮎 フロロカーボンライン 2017新製品

トリプルレジンプロセッシングという、三層コーティングのサンラインオリジナル加工を施したフロロカーボンラインです。


吸水変化が少なく高強度・高耐久性を持続します。結びにも強く高感度なのに、とてもしなやかなのが特徴で、初期の細号数の泳がせ釣りや、大石・荒石周りの大鮎狙いにもオールシーズン安心して使用可能です。
また、0.8号までのラインナップは、水中糸としてだけでなくツケ糸や中ハリスにも使用できます。

DUEL・アーマードフロロFH 鮎

もともと球磨川の大鮎釣りで、ソルトウォーター用のアーマードフロロを使用したブロガーから爆発的人気に繋がり、鮎用として製品開発されたラインです。
アーマードフロロとはウルトラPE原糸の表面にフロロ粒子を分散しさらにシリコン、ハードコーティングを施した特殊ラインです。


メタルラインよりも伸縮性が低く感度に優れており、結んで接続が可能です。
糸の比重が約1.0と軽く、泳がせ釣りに適していると言えますが、水切れが良いので引き釣りにも使用可能なオールラウンド水中糸です。

一番の魅力は、金属ラインなみに強く価格がとても安いので使用頻度に合わせて気兼ねなく交換することができます。

ダイワ・スペクトロン鮎制覇 ナイロンライン 2017新製品

ナイロンの特徴でもある比重の軽さを特徴に残し、さらに張りを持たせて操作性や結節強度が高いナイロン水中糸です。ナイロンラインにして1850円(50m)は少し高いですが、チヂレにくく、復元性も抜群の高強度ラインだと考えると、価格設定が信用にもつながります。

ダイワ スペクトロン鮎制覇ダイワ ライン スペクトロン鮎 制覇 50m クリアー 0.35号
細号数では直線性があり操作性に優れ、太号数になるほどしなやかさを有した高感度ラインです。

友釣りシーズンは始まったばかりです。渇水の高プレッシャー時、増水時など水中糸を変えてみるだけで思わぬ釣果に恵まれる場合もあります。ぜひ色々な種類の水中糸を試してみてください。

 


【鮎釣り初心者】鮎釣りの上達法とは?

鮎釣りの上達法はズバリ、

誰よりも川に行ってたくさん竿を握り、たくさん鮎を掛けることです。
初心者の方で上達したいと向上心があるなら、これに限ります。

ですが実はこれが一番難しいのかもしれません。
サンデーアングラーならなおの事、天候や河川状況は釣行日に選べる訳ではありません。

鮎釣りの上達方法とは?

 

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まずは川見術

上達へのより近道となるキーポイントは、限られた釣行日数でいかに鮎を掛ける効率を
上げるかになってきます。
それにはまず釣技云々は置いておいて、鮎が掛かるポイント、さらに言えば追い気のある鮎の付き場を見極められる川見術が必要です。
例えば、雨天で増水気味の河川状況であれば本流を避け、支流を選択するなど、
悪天候・悪条件でも川見術が必要なのは同じで、それにより釣果匹数は大きく変わります。
では具体的に何をすればいいのか、
まず釣行時に偏光グラスをかけ、竿を出す前に必ず上方から川を見て下さい
できれば橋の上から真下を見る事ができればベストですが、石や水位、魚の動きなどが確認できる立ち位置であればOKです。
石色でハミアトの確認や、鮎の魚影が見えれば判断に繋がります。
石が暗っていたり、鮎が見えない状況であれば移動も視野に入れ、逆にハミアトで石が黒かったり、鮎が見えれば期待ができます。綺麗な河川では追い星も目視することが可能です。
最初から川見が効率よくできる方はいないと思いますが、これも癖をつけて慣れれば自然と色んな事が分かってきます。

水位のチェックを習慣づける

さらに言えば、当日の水位を数字で記録することもおすすめします。
インターネットで国土交通省の各河川テレメーター水位で検索すると、大概の河川の水位が
ピンポイントで出てきます。
その日の水位が分かれば、次回釣行時の水位の変化が分かり、水位が影響する釣果の良し悪しの目安になるからです。
どんなに好釣果の情報でも日付が変われば水況も変化しますし、自分のデータ取りが後々、
一番参考になってきます。
石色の見方や鮎の動き方なども川見の重要な要素ですが、河川それぞれに癖がある為、
まずはなぜ好釣果に恵まれたのか、逆になぜ貧果だったのかということを、その日の水位や天候と一緒に把握できるようになれば、必ず鮎を掛ける効率UPにも繋がり、限られた釣行日に選択できるポイントの視野がかなり広くなってくるはずです。

声をかけてみる

次に、上達への「近道」という点で、上手な鮎師の方と釣行を共にする機会を多く作る事も大事です。
ポイント選択の理由に始まり、釣り方はもちろん使用している道具等にも上達のヒントはたくさんあるからです
いきなり師弟関係を結ぶとまでは難しいと思いますが、川に足を運べばベテラン鮎釣り師の方との出会いも少なからずあると思います。
一から自分で調べて勉強しようと思えば、情報の量を考えても時間が掛かってしまいますし、同じ釣行回数を重ねるにしても、内容を濃くすることで上達の早さには少なからず差が出るのではないでしょうか。

机上の知識アップ

実釣に置いてのレベルアップが一番の上達法ですが、机上での知識アップも実釣に繋がる為、雑誌やDVDなどを見るのも一つの手段です。
川見の仕方や仕掛けなどを紹介している雑誌はシーズン前に毎年発売されるものも含め数多くあります。
釣行機会が少なくても頭に入れておけば釣行時のヒントになります。
DVDなど名手の釣りを映像で見る際に注目してほしいのは一連の動作です。
鮎が掛かりタモに入るまでの引き抜きや野鮎へのオトリ交換等、基本的な動作を意識して見てみると、実際トラブルが多い場面でいかにスムーズで手返しが早いかが分かります
釣り方や仕掛け、タックル紹介などに注目してしまいがちですが、一連の動作はどの河川に行っても同じで、効率を上げるうえでも一番に基本的な事で重要だと言えます。
一番は釣行を重ねることですが、大事なのはその釣行の度の内容です。
同じ釣行でもデータ取りや知識はかならず引き出しとなり、釣果アップに結びつきます。

【鮎釣り初心者】竿の扱い方、手入れの注意点とは

釣行後は定期的に鮎竿を手入れすることをおすすめします。
鮎竿はゴミや水分の付着にとても敏感な竿です。破損に繋がらないよう注意して手入れしましょう。

竿の扱い方、手入れの注意点とは

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軽く、薄いカーボン素材

まず初めに鮎竿というのは9Mという長竿にして自重が200グラム前後しかないという事
覚えておかなければいけません。
メーカー品の高級磯竿を例に挙げても5M前後でほぼ同じくらいの自重です。
リールシートやガイドなど、カーボン以外のパーツがないことを差し引いて考えたとしても、鮎竿がいかに軽く、薄く作られているかが分かると思います。
それを踏まえたうえで、釣行時の川での竿の扱いには十分注意が必要と言えます。

河原に直接置かないよう気を付ける

竿は河原に直接置かないこと
これは、安定しない石の上に竿を置くと風で転がってしまったり、
石に置く際に打ちキズが入ってしまう可能性があるからです。
また、小さな砂利、砂などが竿に付着すると、納竿時に節と節の間に挟まり、
同じくキズの原因となります。
その時点で折れなくても鮎が掛かってタメている最中など、ピンポイントに負荷がかかれば、そのキズから破損してしまうのはよくある事なのです。
仕掛けを張る際や、掛かった後のオトリ交換など、海釣りでは竿を置いてするような作業も、友釣りでは竿は肩に担いだまま、全ての作業をするのが基本です。
どうしても河原に竿を置かなければいけない時は、葦の上などに置き、

直に石に当たらないよう気を付けましょう

最近では、竿を畳んだ状態で、車から河原まで移動の際のキズ防止の為の、
薄手のロッドカバーが販売されている程。
それくらい鮎竿のキズにはシビアになる必要があるという事なのです。

定期的に行う手入れの方法と注意点

次に手入れの方法と注意点ですが、使用後は竿の水滴をしっかり取る事が大事です。
水分が竿に残った状態で、車に乗せたままにするのは竿にとって一番よくありません
夏場の車内は高温になるため、最悪の場合、塗装が浮いて気泡の様になり、
そこから剥離してしまう事も。
釣行直後にメンテナンスできなくても、
直射日光や高温になる場所に保管するのは避けましょう
その後なるべく早めに、竿の表面の水気をふき取り、節を抜いて内部も乾かすことが
重要です。
ただし、砂利やゴミが内部にも付着してしまっている場合はキズの原因にもなるので、
次回釣行までに取り除いておく必要があります。

砂利やゴミが噛んでしまった際の手入れ方法

では、シーズン納竿前に砂利やゴミが噛んでしまった際の手入れの方法ですが、
まず全ての節を順番に抜き、流水で内部まで洗い流します
節の側面を乾いたタオルなどで拭き上げたあと、ティッシュペーパーを手でちぎり、
元竿のシタセン側から少しキツイくらいの量を調整しながら詰めていきます。
次に元上の節でシタセン側からティッシュペーパーを押し上げ内部に付着したゴミやカーボンのカスを取り除きます
♯6節は♯5節で…というふうに、順番に内部を掃除し終わったら、その後は直射日光を避け、風通しの良い場所に節を抜いたまま立てかけて乾かします。
この時、倒れないよう注意して置いて下さい。
しっかり乾かしたら、最後は釣り竿専用のワックス等で塗装面を磨けば手入れの完了
となります。納竿後のメンテナンスも同じ作業となります

まとめ

鮎竿のカーボンは薄く、他の竿に比べて脆い。

釣行時の竿の扱いには十分注意し、直接河原に置いたりしない様心がける。

釣行後は定期的な手入れを心掛け、砂やゴミが付着した際は必ず取り除きましょう。


【鮎釣り初心者】初めての鮎竿選びのポイントとは

鮎竿を初めて購入する際、一番熟考するのは鮎竿の性能と本体価格とのバランスです。

竿を選ぶにあたっての必要な知識としては、まずホーム河川となる川相に合った竿のパワーをしっかり理解すること。
初期から盛期までの平均サイズを把握し、各メーカーのパワースペックを理解したうえでの選択が必要になります。

初めての鮎竿選びのポイントとは

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釣具店で相談してみよう

しかし鮎釣りを始めたばかりの方がカタログだけで理解しようとしても、中々難しいと思います。
釣具店で購入する場合は店員さんと相談することも大事です。
釣行するメイン河川や、どんなポイントが好みか等を伝えると適切な竿を紹介してくれると思います。
ネットで購入を考えている場合でも、地元の鮎師さんのアドバイスなどを聞いておくと参考になると思います。
鮎竿にはメーカーの違いのほかに硬さや調子・価格帯で、とにかくバリエーションに富んでいますが、自分に合った鮎竿が少しづつでも理解できたら、あとはお財布との相談ですね。

鮎竿の根強い高額イメージは時代と共に変化

 鮎釣りをやってみたいけど、鮎竿は高額で手が出ないというイメージが強く根付いており、中々、検討までに至らない…という方はとてもたくさんいらっしゃる様です。
しかし実際は3~7万円クラスの低価格ラインナップもとても充実しており、
メーカーもコストパフォーマンスに優れた鮎竿を次々に発売しています。
ここ数年、とくに低価格帯鮎竿のスペックの発展は目覚ましく、
ひと昔前の高級ロッドに見た目も性能も見劣りしなくなってきています。
そうは言っても高額になればなるほど「良い竿」なのは間違いありません。
上を見ればキリがないですが、自重や感度は値段と比例して良くなります。
ここで、最初に記述した本体価格と性能のバランスが重要になってきます。

価格と性能のバランス

 高額でも良い竿を長く愛用したいと思うか、
ある程度の予算を決めて選ぶかという事なんです。
初心者だから安い竿でいいという考え方は、あまりおすすめしません。
竿に予算を掛けられないのであれば、
あくまでも予算内でまずは自分に合った竿を選べるようになることが大事
だと思います。
ひとつ注意しておきたいのは、万能ロッドとして多少なりとも無理な使いまわしがし難いという鮎竿ならではの特性です。

安価な中古品には注意が必要

 鮎竿は磯竿やルアーロッドに比べ、はるかに脆い竿だという事を覚えておいてください。
9M前後の鮎竿というのは自重を抑える為、カーボン自体がとても薄く作られています。
高額な鮎竿ほど薄く精密に設計されている為、無理な扱いが一番禁物なのです。
折れた際のパーツもとても高額なので、注意が必要です。
もし、ホーム河川で初期のサイズと盛期のサイズがあまりにもかけ離れていれば、
鮎釣りが一番面白くなる盛期に標準を合わせ、大は小を兼ねる。
その意識での竿選びをお薦めします