【お魚料理】タチウオ〜下処理簡単な秋の味覚

料理
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釣りのターゲットとして大人気、一般家庭にも浸透しているタチウオ。
鱗がなく、骨が少なくて下処理が簡単なことから、魚をさばくのが苦手な方にも、たいへん喜ばれるお魚です。

【お魚料理】タチウオ〜下処理簡単な秋の味覚

タチウオの刺身

 

タチウオのお刺身

鱗がないことと、身の幅が狭いので三枚に下ろすのも簡単なので、包丁の扱いが苦手な方でも、比較的きれいに切り分けたり、盛り付けやすい特徴があります。

背中周りは筋肉質で歯応えが固め、腹回りは柔らかく、脂が乗っています。

青魚であれば、どんなに美味しくてもお刺身はそんなに進みませんが、タチウオのお刺身はあっさりしているおかげで、たくさん食べることができます。

タチウオの炙り

タチウオの炙り

三枚に下ろしてから、身の表面をバーナーで炙ります。
ちなみに我が家では、フライパンにタチウオの身を載せて、コンロの上で炙っています。
このやり方であれば、バーナーの火がキッチン周りを焼いてしまう心配がありません!

タチウオの皮に軽く焦げ目が付いたら、氷水に放り込んで熱を冷まします。
熱を冷ましたら水気を取って、そぎ切りにしてできあがり♪

スダチやカボスなどの柑橘系の薬味との相性が抜群!
刺身に飽きた方は、炙りにハマるかも???

タチウオの煮付け

タチウオの煮付け

水とお酒を加熱して煮立ったら、砂糖とスライスした生姜を入れます。

砂糖が溶けたら、下処理を済ませたタチウオを入れます。
この時、水分量はタチウオの身が丁度ヒタヒタになるくらいがよいです。
ちなみに我が家では、タチウオの薄い身に合わせて、フライパンで煮ています。
フライパンだと深さも長さも、タチウオの煮付け作りにバッチリ合います(^^)

タチウオの身に火が通ったら、できあがりです。

 ここに注意! 

タチウオ料理

タチウオには、背と腹回りに細かい骨があります。
この骨が小さいながらも鋭く、喉に刺さる心配も…。
その危険を避けるためにも下処理の段階で、細かい骨を取り除くようにしましょう。

↓タチウオの小骨取りの動画

《魚料理》タチウオのさばき方、背ビレの小骨を取る!

タチウオの梅チーズ天ぷら

タチウオの梅チーズ天ぷら

3枚に下ろしたタチウオの身を適当な長さに切り分けて、大葉と梅肉、チーズをクルッと巻いて楊枝で留めます。
天ぷら粉を付けて揚げれば、できあがり!

我が家では以前、「とろけるチーズ」を使用していましたが、ある日、たまたま買い忘れて代わりにプロセスチーズを使ったところ…、

プロセスチーズの方がウマー!

「とろけるチーズ」だと溶けすぎてチーズの風味が弱かったですが、プロセスチーズだとチーズ独自の風味が濃厚。
軽く溶ける程度なので、チーズの味もしっかり残ります。

ちなみに、料理で使ったタチウオは、指2本級。
食べ方の限られる指2本サイズでも長めに巻けば、肉厚でタチウオのお味もしっかりです!

タチウオの淡白なお味と大葉と梅肉、チーズが絡みあって、とても美味しいですよ(^^)