【鮎釣り初心者】竿の扱い方、手入れの注意点とは

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釣行後は定期的に鮎竿を手入れすることをおすすめします。
鮎竿はゴミや水分の付着にとても敏感な竿です。破損に繋がらないよう注意して手入れしましょう。

竿の扱い方、手入れの注意点とは

グラフィックス2

軽く、薄いカーボン素材

まず初めに鮎竿というのは9Mという長竿にして自重が200グラム前後しかないという事
覚えておかなければいけません。
メーカー品の高級磯竿を例に挙げても5M前後でほぼ同じくらいの自重です。
リールシートやガイドなど、カーボン以外のパーツがないことを差し引いて考えたとしても、鮎竿がいかに軽く、薄く作られているかが分かると思います。
それを踏まえたうえで、釣行時の川での竿の扱いには十分注意が必要と言えます。

河原に直接置かないよう気を付ける

竿は河原に直接置かないこと
これは、安定しない石の上に竿を置くと風で転がってしまったり、
石に置く際に打ちキズが入ってしまう可能性があるからです。
また、小さな砂利、砂などが竿に付着すると、納竿時に節と節の間に挟まり、
同じくキズの原因となります。
その時点で折れなくても鮎が掛かってタメている最中など、ピンポイントに負荷がかかれば、そのキズから破損してしまうのはよくある事なのです。
仕掛けを張る際や、掛かった後のオトリ交換など、海釣りでは竿を置いてするような作業も、友釣りでは竿は肩に担いだまま、全ての作業をするのが基本です。
どうしても河原に竿を置かなければいけない時は、葦の上などに置き、

直に石に当たらないよう気を付けましょう

最近では、竿を畳んだ状態で、車から河原まで移動の際のキズ防止の為の、
薄手のロッドカバーが販売されている程。
それくらい鮎竿のキズにはシビアになる必要があるという事なのです。

定期的に行う手入れの方法と注意点

次に手入れの方法と注意点ですが、使用後は竿の水滴をしっかり取る事が大事です。
水分が竿に残った状態で、車に乗せたままにするのは竿にとって一番よくありません
夏場の車内は高温になるため、最悪の場合、塗装が浮いて気泡の様になり、
そこから剥離してしまう事も。
釣行直後にメンテナンスできなくても、
直射日光や高温になる場所に保管するのは避けましょう
その後なるべく早めに、竿の表面の水気をふき取り、節を抜いて内部も乾かすことが
重要です。
ただし、砂利やゴミが内部にも付着してしまっている場合はキズの原因にもなるので、
次回釣行までに取り除いておく必要があります。

砂利やゴミが噛んでしまった際の手入れ方法

では、シーズン納竿前に砂利やゴミが噛んでしまった際の手入れの方法ですが、
まず全ての節を順番に抜き、流水で内部まで洗い流します
節の側面を乾いたタオルなどで拭き上げたあと、ティッシュペーパーを手でちぎり、
元竿のシタセン側から少しキツイくらいの量を調整しながら詰めていきます。
次に元上の節でシタセン側からティッシュペーパーを押し上げ内部に付着したゴミやカーボンのカスを取り除きます
♯6節は♯5節で…というふうに、順番に内部を掃除し終わったら、その後は直射日光を避け、風通しの良い場所に節を抜いたまま立てかけて乾かします。
この時、倒れないよう注意して置いて下さい。
しっかり乾かしたら、最後は釣り竿専用のワックス等で塗装面を磨けば手入れの完了
となります。納竿後のメンテナンスも同じ作業となります

まとめ

鮎竿のカーボンは薄く、他の竿に比べて脆い。

釣行時の竿の扱いには十分注意し、直接河原に置いたりしない様心がける。

釣行後は定期的な手入れを心掛け、砂やゴミが付着した際は必ず取り除きましょう。