タチウオ釣りは、様々な仕掛けがあります。
その中でも夜釣りで人気なのが、ウキ釣りです。
電気ウキがモヤモヤと海中にゆっくり沈む、タチウオならではのアタリはとても美しく、これから登場するタチウオの姿を想像させてくれます。
タチウオとのスリリングな駆け引きがとても面白い、タチウオのウキ釣りの仕掛け、釣り方を解説します。
【初心者向け】タチウオのウキ釣り、仕掛けと釣り方の解説
タチウオのウキ釣りの仕掛け
タチウオのウキ釣りのメリット
- 沖のポイントで長時間、エサを漂わせることができる
- ルアーなどの疑似餌と違い、一晩中タチウオを狙うことが可能
指4本までのタチウオを振り上げることができる、2号程度の竿を推奨。
操作性と強度で、タチウオ狙いのベストバランスの2号程度の道糸。
ウキはアタリを重視するなら棒ウキ、遠投などの操作性を重視するなら円錐ウキ。
どちらも電気ウキ、もしくはケミホタルを使用して夜釣り対応を。
ケミホタルは糸絡みと前アタリの目印とタチウオをおびき寄せる集魚効果があるので、必ず使用すること。
ハリ周りはワイヤー1本バリを基本。
地域によっては二本バリ、水平仕掛けが定番です。
一本バリ、それとも水平仕掛け?
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タチウオのウキ釣りのエサ
キビナゴが基本。
アジ、サバ、サンマなどの青魚の切り身もよい。
変わりどころでは、タチウオの切り身。
釣れたてのタチウオの切り身は、魚皮の光沢が抜群なので、アピール効果が高く、ハマればガンガン釣れる。
タチウオのウキ釣りの基本方法
タナ設定
タチウオは時合いになると表層近くまで浮き上がってエサを捕食します。
そのため、タナ設定は1〜2ヒロが基本となります。
それに加えてタナを深く設定すると、タチウオのアタリが出難いデメリットがあります。
常に誘う
仕掛けを投入したら、常にエサを動かすようにしましょう。
常にエサを動かすことでタチウオの食い気を上げること、居食いを察知することも可能になります。
覚えておきたい、アワセのタイミング
タチウオはその獰猛な姿に似合わず、とても慎重にエサを喰みます。
前アタリの段階では、ウキが沈んだまま静止したり、ウキにアタリが出ずにケミホタルの向きが変わったりするなどの微妙な動きを見せます。
アタリが出ると、ついついアワセを入れたくなるものですが、この段階でのアワセはNG!
エサを軽く喰んでいるだけなので、フッキングすることが滅多にありません。
前アタリがあったら
- ベールをオープンにしてタチウオの動きに合わせて道糸を送り出します。
- しばらくすると、タチウオが泳ぐのを止めて静止、この時にベールを起こして糸ふけを取ります。
- 糸を張った状態(竿の穂先に、軽くテンションがかかる程度)でタチウオの本食いを待ちます。
タチウオの本食いのサインは、主に以下の2つです。
- いきなり、ドンと穂先を引き込む
- ガツガツと穂先を激しく揺らす
タチウオが本食いしたら、すぐにアワセを入れます。
既に糸を張っているから軽くアワセを入れるだけで、タチウオがフッキングするはずです。
慣れるまではフッキングさせるのが難しいですが、何度もチャレンジすればコツを掴めるはずです。
タチウオのウキ釣りは慣れるまではフッキングさせるのが難しいですが、一度コツを覚えると、とても面白くなってヤミツキになります。
今年の秋は、タチウオのウキ釣りにチャレンジしませんか?
タチウオのウキ釣りにチャレンジしよう!
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