《2017年秋》おすすめのエギングPEライン5選
エギングラインの選び方
ライン(道糸)には、主にPE、ナイロン、フロロカーボンの3種類があります。
初心者の方は種類があると、どのラインがエギングに最適なのか迷ってしまいがちです。
それぞれの特徴から、エギングには遠投し易く、アタリの感度に優れていて伸びのないPEラインが最適で、多くのエギンガーがPEラインを使用しています。
<サンライン(SUNLINE) ソルティメイト PE EGI ULT HS4 120m >
PEラインは、ナイロン等と比較すると高額ですが、釣り座でラインが高切れを起こすことなく、使用した後のPEラインをコーティングスプレー等でしっかりと手入れをしてあげるだけで、シーズンを通して使う事ができます。結果的にはPEラインの方が、経済的になる場合もあるのです。
ちなみに筆者は、最高で3シーズン通してライントラブルなく使い続けました。PEラインは、製品によって耐久性に差が出やすいので、値段が高くても耐久性の高いPEラインの使用をお勧めします。
エギングに適した号数は、0.6号~1.0号です。シーズンを通してエギングをするのであれば、号数は0.8号が経験上お勧めです。
それでは、筆者がお勧めするエギングPEラインをご紹介します。
シマノ SephiaG5 PE
これまでエギングの際、横風に流されてしまったPEラインでエギが思うように着底しないとか、フケが多くでてしまい、シャクリ上げた時にエギが思うように動いてくれない等、コンディションが悪い時など。とにかく釣りにならない状況を経験をしてきたエギンガーは多いはずです。
しかし、そんな悩みを解消してくれるのが、何と言っても高比重の長所が際立っているシマノSehiaG5PE。
<シマノ Sephia G5 PE 200m>
通常のPEラインの比重は1.0程度ですが、このラインは1.25~1.43と高比重で横風に強く、水馴染みが良いのでエギが早く沈み、糸フケを少なく抑えることでシャクリ上げた時にエギがアクションしやすくなっています。
ラインは5色のカラーでマーキングされていて、夜間でも視認性が高く扱いやすいPEです。
従来品は4本綴りであったPEが改良されて、中心に1本増えて5本綴りになり、PEの強度が増している事も魅力の製品です。
DUEL HARDCORE X4 エギング150m
PEラインの中でも比較的安価の4本綴りのラインです。その強度はなかなかのもので、秋のアオリイカシーズンでシャクリにシャクっても全く切れるなどのトラブルがなく、信頼のおけるPEラインです。キロアップも仕留めた実績もあります。
エギング入門者や、1シーズンに少しだけしかエギングをしない方、予算を気にされる方には、満足度の高い機能を兼ね備えたこのラインを是非ともお勧めします。
<デュエル(DUEL) HARDCORE X4 エギング 150m>
DUEL HARDCORE X8 200m(マーキングシステム)
PEが8本組で4本より更に強度やしなやかさが増したラインです。その強度は他のメーカーと比較しても劣らず、しなやかさ抜群で扱い易くなっています。
<デュエル(DUEL) HARDCORE X8 200m>
PEラインにはコーティングが施されていて、シーズンを通してライントラブルがほとんどありません。PEのカラーは5色が使われていて、視認性が高く距離も把握し易い製品です。
これだけの条件が揃っていてるにもかかわらず、コストパフォーマンスにも大満足の一品。
一度は試す価値のあるPEラインです。
VARIVAS アバニ エギングPE ミルキー
ラインカラーがピンクの視認性抜群のPEラインです。その視認性の高さから、ラインの方向や動きが分かり易いので、夜間のエギングで大活躍します。
またラインには、VARIVAS独自の加工が施されており、ガイドとの耐摩擦性能が向上して、ライントラブルが起きにくくなっています。
ラインは4本綴りですが強度は抜群に高く、エギングの為に開発されたエギンガーの為のPEラインとなっています。
<バリバス アバニ エギングPE ミルキー 150m>
ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅡ
ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅡは、筆者が愛用しているPEの一つです。
ラインが細いのに対し強度は申し分なく、シャクリ易いのでエギへの力の伝わりが、はっきりと分かります。
<ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅡ>
強く、細く、扱いやすい3拍子揃ったPEは、他のメーカーも含めてたくさん発売されていますが、その中でも上位としておすすめできる製品です。
また、10m毎に3色マーキングされていて視認性がよく、距離が把握し易くなっています。
ただ使い込むうちにPEのマーキングについては色褪せが顕著になりますので、その点だけ注意が必要です。
まとめ
各メーカーよりたくさんのPEラインが発売されていて、どれがいいのか迷いに迷いますが、ここであげた5選はエギングの実践でどれも活躍してきた信頼のPEラインです。
年々、組本数が増えてライン強度が増していることに加え、近年はさらに比重のある次世代PEラインの登場で、コンディションの悪い状況でも対応できるほど成長を遂げてきています。
その反面、コストは高くなりつつある傾向にあり、懐事情と相談しなければならないことも正直あると思います。
高価であればあるほど、性能の高い良い物である事が多いですが、全てがコストに見合ったパフォーマンスを発揮するものであるとも限りません。
出来ることなら釣行の際に試して、自分に最適なPEラインを見つける事が一番ですが、ここで挙げたPEラインは、それぞれの特徴を最大限に発揮してくれるパフォーマンスの高いものですので、ぜひ記事を参考に試してみてください。