アジの泳がせ仕掛けのアオリイカ狙いでの初心者の悩みで多いのは、せっかくアオリイカのアタリがあっても、フッキングができないことです。そこで今回は、アオリイカを上手くフッキングさせる方法を解説します。
《泳がせのアオリイカ狙い》アワセを入れても、掛からないのはなぜですか?
泳がせのアオリイカ狙いの仕掛けは、ハリス式と天秤式の2種類があります。天秤式は向こうアワセでフッキングするので、今回はハリス式の仕掛けを使用した場合での、フッキング方法の解説となります。
→《釣りの仕掛け》泳がせ仕掛けで、アオリイカを釣ろう!
さて、アオリイカを確実にフッキングさせるには、アオリイカのアタリを早く察知することが大切です。アジの泳ぎでウキが沈みっぱなしだとアオリイカのアタリを察知しにくいので、ウキの浮力設定を確実にしておきましょう。
※ウキの浮力設定は、アジが勢いよく泳いだ時にだけ、ウキが沈む程度がよいです。
ウキが沈んだままになれば、アオリイカのアタリだと推測できます。その時に真っ先に行うことは、「糸フケを取る」ことです。糸フケがあると、アワセがしっかり入らないので、アオリイカを逃してしまう原因になってしまいます。そのため、糸フケのない状態を作ってからアワセを入れるようにします。
糸フケを取ったら、竿先をそっと手前に引きます。竿先に重量感があれば、アオリイカがアジを抱いている証拠です。その時に即座にアワセを入れたくなりますが、より確実にフッキングするタイミングがあります。それは、アオリイカが本食いする瞬間です。
竿先にラインテンションがかかった状態を維持します。しばらく待つと、竿先をグッと抑え込むアタリが出るので(アオリイカが本食いを始めたサイン)、その時にアワセを入れます。
ラインテンションが掛かっていれば、軽くアワセを入れるだけで確実にフッキングします。
慣れれば、ほぼ10割の確率でアオリイカをフッキングさせることができるようになりますよ!
泳がせ釣りでアオリイカを釣ろう!
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