釣具店の配合エサコーナーには、たくさんの種類の配合エサがあります。
大きな釣具店ではその種類が多過ぎて、どれを選べばよいものか…。
でもその前に、疑問が一つ。
配合エサには同じ量でも値段が倍のものがあったりします。
配合エサの値段の違いってなに?
【フカセ釣り】配合エサの値段の違いってなに?
釣りのマキエは道具と違って使い捨てのようなものだから、なるべく安く済ませたいものではないでしょうか?
しかし、マキエの主成分となる配合エサをケチるあまりに、魚が釣れなければ本末転倒なんて残念な事態に陥ってしまうことも…。
配合エサの値段の差をちゃんと理解しておけば、必要に応じて適したものを選べるようになるものです。
それでは本題の配合エサの値段の違いについて。
「集魚力」「独自性」「安定性」の3つが値段の違いの主な要素となります。
集魚力の差
高い配合エサは集魚力を高めるために、魚粉や甘み、魚の好む味を加えたりするなど、一手間を加えています。
独自性の差
高い配合エサは、ターゲットに応じて遠投性を持たせたり、様々な沈下速度を選ぶことが可能です。
マキエの沈下速度の選択は、釣果を決定付ける重要な要素となります。
沈下速度の選択肢の少ない安い配合エサよりも、当然大きなアドバンテージを得ることができます。
安定性の差
安い配合エサは、製品の仕上がりにムラがあります。
仕上がりのムラとは、前回買ったものと、今回買ったものが同じ銘柄なのに、匂いや沈下速度のバラツキがあることです。
安い配合エサの原材料はその安さを維持するために、仕入れ時の均一性が保全されていません。
その点、高い配合エサは原材料の基準が比較的厳しいため、均一性が保たれています。
配合エサの均一性が保たれていれば、釣り方の再現性も高いレベルで維持できるので、当然、魚を釣れる確率が上がります。
値段の高いエサには、道理があり!
フカセ釣りのレベルアップをしたいのであれば、高品質の配合エサを使うようにしましょう!