
福岡の生サバはあたらない? 秘密はアレの違い:朝日新聞デジタル
福岡県内の居酒屋のメニューでよく見かける「ごまさば」。春に福岡に赴任して、どんな料理だろうと注文したら、運ばれてきたのは何と、生のサバ。記者が育った東京では生で食べる習慣はないうえに、「生サバを食べ…
九州の一部の地域では、サバの生食が一般家庭でも浸透している。
関サバで有名な大分県の知人に、かつてサバの生食について聞いたのが、
「鮮度がよいから、生食でもいける」とのことだった。
鮮度がよいだけなら、関東でもいけるはずだが…、と思いつつも疑問はそのまま。
月日が流れて、その疑問も忘れていたが、上の朝日新聞の記事では、
「長崎、福岡の日本海側のマサバに寄生するアニサキスは、関東のマサバに比べて筋肉へ移動する確率が約100分の1」とのこと。
なるほど、九州でマサバの生食が一般化している理由は、アニサキスの動きの違いが理由だったのか…。
とはいえ、大分県の知人も、一度だけマサバにあたったらしい。
原因を聞くと、「絞めた後に、ちゃんと冷やさなかったから」らしい。
九州のマサバの生食がいけるとしても、やはり保管状態が悪いともちろん、あたってしまう。
九州在住の方は、マサバの生食の危険が少ないとはいえ、ちゃんと処理をしたものだけを選ぶようにしましょう!