秋から冬にかけて大人気のアオリイカ釣り。ヤエン釣りや泳がせ釣り、エギングでアオリイカがたくさん釣れたときは、美味しいアオリイカを料理して食べるのも楽しみのうちではないでしょうか。
今回は、釣れたアオリイカを美味しく食べるための捌き方と人気のアオリイカレシピを、分かやすい動画とともに、ご紹介します。
【釣り動画】アオリイカの捌き方と、おすすめレシピを紹介!
面倒な処理は、釣り場で!
釣り場で締めて捌いて持ち帰れば、疲れて帰宅した後に面倒な処理をせずに済みます。
また、クーラーの中をアオリイカの墨で汚すこともありませんし、家庭での生ごみや手間も減らせて、奥様も喜ぶこと間違いありません。
持ち帰った後の調理も、冷凍保存もとても楽になります。
《動画・ハサミひとつで簡単!アオリイカを〆て捌く》
釣れたアオリイカを活かしておけるスカリがあると、とても便利です。動画のように活かしておいて最後にまとめて絞めて捌く事ができます。
釣れたアオリイカを、持ち帰ってから捌く
夜釣りメインのアオリイカ釣り。暗闇の中、なかなか釣り場で捌いく訳には…。という方も多いと思います。
自宅での捌き方と、意外と知られていない、アオリイカの美味しい部位も紹介!
※プロの料理人でも目とゲソ部分の捌き方は、人によってそれぞれ違うようです。
●アオリイカの捌き方
1.目とゲソの間に包丁を入れて、切り分けておく。
2.アオリイカの真ん中から甲を切らないよう真っ直ぐ包丁を入れて開き、内臓を取り出す。
3.墨や海水をジェット噴射する部分(ロート)を取り除く。
3.目と目の間に包丁を入れて割り、目とくちばしを取り除く。
4.ワタを取り除く。ワタを抱いている部位がアオリイカで一番美味しいとされるそう。
5.(胴体はエンペラ側を表に)皮と皮の間に親指を入れて、エンペラごと一気に皮を剥ぐ。
6.胴体部分は、お刺身でも焼き物でもそのまま調理可能。
各部位は、一度に全部食べなくても、ラップに包んで冷凍可能です。
<レシピ> アオリイカ、エンペラの美味しい食べ方
1.エンペラは皮を剥いで等分に切り、繊維を絶つようにして包丁を入れる。
2.塩をふり、刻んだネギと手で和える。
※ちなみに胴体部分をお刺身にする場合にも、縦に包丁を入れると繊維を絶つことができ、食感が変わります。
<レシピ> アオリイカ、人気の沖漬け
沖漬けに使う生きたアオリイカは、秋の200~300gぐらいのサイズが最適です。あまり大きいと味が浸み込まないので注意です。
《沖漬けのタレの作り方》
お鍋に醤油・酒・みりんを1:1:1で入れ煮立たせる。または市販の沖漬けのタレや麺つゆを使用。釣れなかった場合も想定して、キャップ付きのボトルに準備しておくと良いと思います。
1.ジップロックビニールか、密閉できるタッパーに沖漬けのタレを準備しておく。
2.釣れたアオリイカを生きたままタレに入れ、そのままクーラーか冷蔵庫で1日程寝かせる。
出来上がった沖漬けは、水洗いせずにそのままお刺身で食べることができます。
また、ワタのまま切り、フライパンでちゃんちゃん焼きにしても美味しいですし、開いて一夜干しにすれば、より長く保存も効きます。
<レシピ> アオリイカの一夜干し
たくさんアオリイカが釣れたら、一夜干しがおすすめです!
干すときは、魚干し網に平置きでもいいですが、↑画像のように洗濯ばさみを利用してもOK。
●アオリイカの一枚開き
1.アオリイカはロートのある裏側にして、胴の部分から包丁を入れて開きます。
2.墨袋をまず取り除き、ワタ、内臓を取ります。
3.ロートの真ん中からゲソの真ん中へ向かって、横に開くようにして包丁をいれます。
4.目玉、くちばし、残ったワタや内臓を水で洗い流します。
5.最後に甲を取り除き、約5%の塩分濃度水に20分ほど浸けて一晩干せば完成!