【シーバス初心者】秋の絶好機、落ちアユ攻略法とは?

シーバス
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秋になると、シーバスアングラーの間で話題になる落ちアユ。
落ちアユは、初心者でもビッグシーバスに巡り会える可能性が非常に高い絶好機です。

ただし、他の釣り方に比べると場所や釣り方が限定的になるので、初心者が落ちアユ攻略をするにはしっかりとした知識が必要になります。

そこで今回は、シーバス初心者に向けた落ちアユ攻略法について解説します。
文末には、落ちアユ攻略でおすすめのルアーを紹介しているので、最後まで読んでくださいね!

【シーバス初心者】秋の絶好機、落ちアユ攻略法とは?

落ち鮎

落ちアユとは?

河川の中流域で夏を過ごしたアユが、秋になると産卵活動のために下流へ移動。
産卵を終えたアユは体力を使い果たして弱り、流されて下流域や河口の一部に貯まります。
この弱ったアユは、シーバスにとって簡単に捕食できるベイトフィッシュとなります。
これを落ちアユと呼び、ビッグシーバスが釣れる可能性が非常に高いです。

 

落ちアユパターンで狙う場所

産卵は下流域から河口で行われます。
そのエリアで、流れの速いところのそばにある淀みや堰の下がよいポイントになります。
また、毎年このポイントは変わりにくいのも落ちアユパターンの特徴です。

目印としてシラサギなどの鳥が多くいる場所を見つけるのもよい方法です。
これらの鳥は落ちアユを狙っているので、ポイントを探す目印とするよいでしょう。

 

落ちアユパターンのタックルセッティング

◆スピニングタックル

ロッド:9.6ft以上のミディアムヘビークラスのもの

リール:4000番クラス

ライン:PEだと1.5号以上、ナイロンだと20ポンド以上

リーダー:20ポンド以上

 

◆ベイトタックル

ロッド:8フィート以上のミディアムヘビークラスのもの

リール:パワーのあるベイトリール

ライン:PEだと1.5号以上、ナイロンだと20ポンド以上

リーダー:20ポンド以上

 

落ちアユ攻略では、20cm以上あるアユの大きさに合わせた大きめのルアーを使うので、パワーのあるタックルセッティングが必要になります。

また、ルアーコントロールがしやすく巻き取りに力があるベイトタックルも落ちアユ攻略にはおすすめです。

 

釣り方

メインルアーは大型のビッグベイトやミノー。
淀んで流れが弱くなった場所で、シーバスはアユを待ち構えています。
そこにルアーをドリフトで送り込んで、産卵で弱って流されてきたアユを演出するのが釣り方の基本になります。

注意点として、シーバスが居ると推測される場所の上流へ必ずルアーを投げること。
上流からルアーをドリフトさせることで、着水音によるシーバスへのプレッシャーを避け、流されてきた弱ったアユを演出できます。

ドリフトのスピードは、流れより少し速めにルアーを引いてくるのが基本。
できるだけラインテンションを緩めない状態で引いてくると、フッキングがしやすく、そのあとのファイトも有利になります。
アユは流れによって、表層近くや底近くを流されていくので、その深さを把握してドリフトをさせるのが釣果を伸ばすコツです。

また、多くの落ちアユは婚姻色が出て通常よりも全体的に黒っぽくなり、腹側がオレンジ色になります。
通常のアユカラーと、婚姻色に合わせたカラーをそれぞれ用意するとよいでしょう。

 

落ちアユ攻略におすすめのルアー

エバーグリーン シードライブ

S字系のナチュラルな動きで落ちアユを演出。
ジョイントされたボディーとリアルな尾ビレが、落ちアユのシルエットと動きにベストマッチ。
わずかな水流でアクションするので、ドリフトとの相性が抜群。
時にはロッドアクションを加えて、シーバスの捕食スイッチを入れると、なおよいです。

 

アムズデザイン コモモSF-125

マイナーチェンジを繰り返し、進化し続けているリップレスミノー。
タングステンウエイトの重心移動システムで飛行姿勢が安定し、気持ちよいキャスタビリティーと飛距離を出すことができます。
ゆっくり巻いても速く巻いてもしっかりとアクションし、手元にルアーの動きが伝わります。リトリーブ速度の変化でアクションにメリハリをつけると、ドハマリすることがあります。

エバーグリーン ストリームデーモン

柔らかいウォブンロールアクションが特徴の大型リップレスミノー。
大きめのボディーで落ちアユのシルエットを演出し、シーバスにしっかりとアピールできます。
マグネット固定型の重心移動システムが採用されていることで、泳ぎの安定性を実現しています。
落ちアユが表層を流れているときに、特におすすめ。

 

まとめ

・落ちアユパターンは河川の下流域から河口に限定され、毎年ポイントは変わりにくい。

・流れの速いところのそばの淀みや堰の下がよいポイント

・大きめのルアーを使い、弱ったアユをドリフトで演出する

・使うルアーに合わせたパワーのあるタックルセッティングをする

 

落ちアユパターンはシーバスのハイシーズンと重なり、初心者でもビッグシーバスを狙って釣ることができる可能性が高いです。

今回の記事を参考にして、秋の落ちアユパターンを攻略してくださいね!

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