堤防からアオリイカを釣ってみたい!
そんな初心者の悩みの一つに、アオリイカの釣り方があります。初心者におすすめするアオリイカの釣り方は、大きく分けて、活きたアジを泳がせて釣る「泳がせ釣り」と、エギをいう疑似餌(ルアー)を使ったエギングの2種類です。
では、エギングと活きエサの泳がせ釣り、初心者はどちらの釣り方でアオリイカを狙えばよいでしょうか?
アオリイカを釣りたい!初心者向きはエギング?泳がせ釣り?
エギングも泳がせ釣りも、アオリイカを狙うのにとても魅力的な釣り方です。
どちらも覚えてほしい釣り方ですが、初心者の方には一度に2つの釣り方を覚えて、さらにタックルを揃えるのは大変ですよね。
そこで、釣りを始める時期でアオリイカの釣り方を選んでみてはいかがでしょうか?
秋から始めるのであれば、エギングがおすすめ
エギングは、エギングロッドとリール、ラインにリーダーを結ぶだけで、あとはエギさえあれば、堤防や地磯から手軽にアオリイカを狙うことができる釣り方です。
●秋にエギングをおすすめする理由
初秋は新子と呼ばれるアオリイカが、堤防の際や、水深の浅い藻場などにたくさんいるのが目視できるシーズンです。
秋の堤防に多い新子のアオリイカの特徴は、まだエギを見慣れていない(スレていない)ので、比較的簡単にエギに興味を示して、抱きついてきます。
また、エギを追うアオリイカが目で見えるため、エギがどのようなアクションをしている時にアオリイカが反応するかなどの、イメージを固めやすいメリットがあります。
※このように、狙う魚(この場合はアオリイカ)を目で見ながら釣ることをサイトフィッシングと言います。
このサイトフィッシングでのイメージさえ覚えておけば、水温の低下とともにアオリイカが徐々に深場に移行して見えなくなっても、同じように釣ることができるのです。
冬のアオリイカは、泳がせ釣りがおすすめ
エサとなる活きアジの確保や、活かしの道具仕立てなど、竿やリールに加えて、揃える釣具も多いですが、冬にアオリイカ釣りを始めるのであれば、泳がせ釣りをオススメします。
冬になると、アオリイカをエギングで釣り上げるにはかなりのテクニックが必要になります。
水温の低下に伴うアオリイカの活性の低下や、エギに対して見慣れて(スレて)しまっていることで、エギへの反応が一気に下がってしまうことが理由です。
冬場のエギングは、エギを底で這わせたり、アクションのパターンを変えたり、小さなアタリを拾わなければならないなど、ある程度のエギング経験と知識が必要になり、初心者には難しい時期になります。
●冬場の泳がせ釣りのメリット
先述したように、冬のアオリイカは水温の低下とともに活性が低くなる傾向があります。活性が低いということは、単純に考えてエサを捕食する際の行動範囲が狭くなるということです。
泳がせ釣りであればアジを泳がせるタナを決めて、アオリイカのいるピンポイントに仕掛けを投入すれば、エギングの様な難しいテクニックを駆使しなくても、ウキでアタリを取ることができます。
冬は、大きなサイズのアオリイカもヒットする時期です。ウキで取るアタリや、大型のアオリイカの引きは、泳がせ釣りの大きな魅力と言えます。
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まとめ
せっかく道具を揃えてアオリイカ釣りを始めるなら、釣果が期待できるに越したことはありません!このように、アオリイカの反応が最も得られやすい釣り方を、時期に合わせて選んでみてはいかがでしょうか?
アオリイカを釣ろう!
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