鮎の冷凍保存方法と、冷凍鮎を美味しくいただく方法

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たくさん釣れた時は冷凍保存ができるのも、鮎釣りならではのメリットです。また、鮎釣りをする知り合いにたくさんの冷凍鮎をいただいた経験がある方も多いのではないでしょうか。

今回はたくさん釣れた鮎の冷凍保存の方法と、解凍して美味しく食べる方法をご紹介します。

鮎の冷凍保存方法と、冷凍鮎を美味しくいただく方法

鮎の冷凍保存方法

解凍した時に、より美味しく鮎を食べるポイントは、実は冷凍保存する以前、鮎を絞める段階にあります。

●鮎を氷水でしっかり締める

まず、川から上がったら、生きたままの鮎を氷水に入れ、しっかり冷水を吸わせて氷締めします。ポイントは必ず生きたまま氷水に浸けることです。こうすることで鮎が冷水を吸い、内臓までしっかり冷やす事ができます。解凍した時に内臓まで美味しく食べることができ、鮮度も保つことができます。

釣行時には、クーラーにかち割りの氷をたくさん準備しましょう。ブロック氷を準備する場合は締める際、アイスピックなどである程度砕いてください。クーラーなどで締める場合、大きなブロック氷は温度にムラができやすくなるので注意が必要です。

以下に、キンキンに絞めた鮎を冷凍保存する方法を紹介します。

鮎を冷凍保存する方法

●準備するもの・・・マルト パックギョ

・それから、フリーザー用のジップロック袋の2点です。マルト パックギョ お徳用 Lサイズ 200枚入

マルトから発売されているパックギョという、鮎の冷凍用の保存袋があります。冷凍焼けを防ぐ効果があり、鮎のサイズに合わせてM、Lと選ぶことができます。

1.まず鮎のフンをしぼり、流水で洗います。鮎の胸ビレあたりから、肛門にかけて人差し指と親指で腹部を挟み、絞り出すように押し出します。2~3回ほど繰り返すとフンはでなくなりますので、流水で魚体全体を軽く流して下さい。ぬめりが取れるまで洗う必要はありません。

2.バックギョに1〜2匹入れますが、その際に頭の方から入れ、少量の水も一緒に入れましょう大きめのボールやシンクに水を張り、袋の空気を抜くようにして頭からゆっくりと沈めます。この時、一緒に入れた水が隙間を埋め、より空気を綺麗に抜くことができます。

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冷凍するときに、袋の中に空気が入っていると霜ができたり、冷凍焼けの原因になります。
上手くいかない場合は、入れる水の量を増やしてもかまいません。
空気が抜けたら口を輪ゴムで止めるか、折り込んでジップロックに並べて入れて冷凍庫へ。
解凍時はなるべく低温での自然解凍がおすすめです。時間があれば、冷蔵庫でゆっくり解凍してください。

解凍した鮎は塩焼きや、甘露煮がおすすめです。自宅で簡単にできる調理法も公開しているので、あわせて読んでみてください。せっかく自分で釣った鮎だから、美味しく食べたいですね!

●自宅で簡単!グリルで美味しく鮎を焼く方法

●お正月や催事にも、天然鮎の甘露煮の作り方

まとめ

釣れた鮎は、その日のうちにおすそ分けしたりする方も多いと思いますが、意外にもこうして1匹ずつ冷凍して差し上げる方が喜ばれたりします。貰う方も手間がはぶけ、また食べる際にも、食べる分だけを小出しにしやすいからです。自宅で保存する場合も、またバーベキューなどに持って行く場合も、冷凍保存した鮎は活躍します。

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