一般家庭では馴染みがないですが、磯や船を舞台とする釣り人にとっては大人気のイサキ。
今回は、3つのイサキ仕掛けを紹介します。
【磯or船?】初夏が最盛期、イサキを狙おう!
イサキとは
本州中部より南に分布し、潮通しのよい岩礁帯に棲息する。
産卵期は6〜8月。
釣りの最盛期は6〜9月、地域によっては釣果の波があるものの、一年中釣れる。
沖磯、船がメインの釣り場となる。沖磯では日中も釣れるが、夜の方がよく釣れる。
イサキのフカセ釣り
マキエを打って、魚を寄せて浮かせて釣るのがフカセ釣りの特徴。
そのため、時合に手返しよく仕掛けを打ち返せるので、効率よく数釣りができる。
フカセ釣りに適したタナは、竿1本〜2本(5〜10m)。
それより深いとツケエとマキエの同調が難しく、手返しも遅くなってしまう。
夜釣りのイサキ狙いは、仕掛けを太めにしたい。
夜は魚の警戒心が下がるのでラインやハリが多少太くとも、イサキは釣れる。
それに加えて、夜の磯には大型のオナガやマダイの一発がある。
大型の一発に備えておきましょう。
イサキのカゴ釣り
イサキの回遊層へ、ダイレクトに仕掛けを投入するカゴ釣り。
イサキのタナが深い時や、マキエを打っても浮き上がらない時に、威力を発揮する仕掛けだ。
とはいえ、マキエが効き始めると、イサキが浮き上がるので、徐々にタナを浅くするのがカゴのイサキ狙いの基本です。
水深が深くて、潮流の強い釣り場向きです。
船のイサキ仕掛け
イサキの船仕掛けは、地域性がとても強い傾向があります。
その中でも最もメジャーなのが、カゴ天秤仕掛けです。
釣り方の基本
- 投入した仕掛けが狙いのタナで安定。
- 大きく竿をシャクって、マキエを放出。
- 一度竿先を下げてから、ゆっくり竿を起こす。
ゆっくり竿を起こして、イサキの目線を上へ向けさせるイメージ。
この動作の途中で、大抵のイサキがアタックしてくる。 - イサキの活性の高い時は、1匹だけで仕掛けを上げず、複数掛かるまで待ちましょう。
イサキ狙いは難しくはないものの、細かな技術が必要とされる、とても奥深い釣りです。
釣り味もさることながら、味も抜群です!
美味しく持ち帰るならば、神経締めがオススメですよ。
プロの早技、イサキの神経締め
イサキ釣りへ行こう!
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