皆さんは釣行後釣り道具のお手入れはしていますか?
ちなみに自分は大雑把な性格上、たまにしかメンテナンスはしていません^^;
しかし、お店ではたくさんのリールのメンテナンスを行っていますので、かなり得意ですよ♪
【初心者の疑問】リールのメンテナンス方法を教えて!
たまにリールをきれいに掃除することで、寿命が長〜くなります!
スピニングリールの簡単なメンテナンス法を紹介致します(^^)
今回用意したのはこちらのダイワのレブロス君。
ダイワならマグシールドがあると分解出来ませんので、マグシールド無しの一般的なスピニングリールをメンテナンスしてみます(^^)
用意する物
専用グリス&オイル
性能をアップさせたいなら社外品の高性能オイルでも良いです。
ドライバー、マイナスドライバー、スパナなど
ドライバーは色々なサイズを準備下さい。
無理してネジを外そうとしてネジ山がバカになると、取り返しのつかない事になりますのでf^_^;)
パーツクリーナー
ドス黒いグリスをきれいに洗い落とし、新品グリスをなじませやすくするために必要です。
キッチンペーパー
油汚れが良く取れます。
写真の様に、外した順番通りにパーツを並べて置きます。
そうすれば間違うことなく組み上げられます。
ここでオイルを注入した方が良い場所はラインローラー部分、ベールを固定してる部分。
【注意点】
スプール内部のドラグにはオイルを注入しないこと!
ドラグ専用オイルじゃないとダメです。
ローターを外すとこんな感じです。
メインシャフトにはグリスが元々付いてますね。
これは外側からの海水、ゴミの侵入防止のダメです。
もし少なくなっていたらグリスを付けてあげましょう。
この段階でメインシャフトにはめてる丸い物体。
これをワンウェイクラッチと言います。
【注意点】
シマノ、ダイワ共通ですがワンウェイクラッチにオイル、グリスをさすことは厳禁です!
逆回転ストッパーが機能しなくなります。
クラッチONでも逆回転するなど面倒なことになります。
ここでは汚れを拭き取るのみにしましょう。
リヤーキャップを外しました。
ドライブギアやオシレーティングギアなどが丸見えです。
内部に残るグリスがドス黒く汚れていたら拭き取り、新たにオイルではなくグリスを差してあげましょう。
もちろん、リアキャップに付いてるベアリングがあるならそこも外してオイルを注入してあげます。
ワンポイントアドバイス
リールにはたくさんのネジが使われています。
長さや太さの種類が多く、一度外すとどの部分だったかわからなくなることも…。
そのため、ネジは本体から外すのではなく、図のようにマスキングテープなどで貼り付けておくとわかりやすいです。
そうすれば、ごちゃ混ぜにならなくて済みますよ!
後の組み立ては外していった逆から組み上げればOK!
分解しながら写メしておくと、あとからわからなくなったら、見直しも出来るので便利ですよ。
全然難しくないのでやってみて下さい(^^)
自分でメンテナンスすることによって、リールの不具合(人で言ったら体調管理)がわかるようになります。
「あれ?今日は回り方がスムーズじゃないな。ベアリングだろうか?ギア系統なのか?」ってな感じでわかってきますよ!
釣り人は操縦者でもあり、愛着あるマシンの整備士でもあるので、パートナーを大事にしてあげて下さいね!(^^)
リールメンテナンスに挑戦しよう!
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