釣り師の憧れの職業、それは「釣り名人」ではないでしょうか?
釣り雑誌やテレビに登場し、新商品を駆使してかっこよく魚を釣り上げる…。
「毎日、釣りばかりできて最高!」とついつい、うらやましく思うなんてことも…。
そこで今回は、釣り名人になる方法と、その後のフィッシングライフについて解説をします。
【釣りを仕事に…、釣り名人編】釣り名人としての、フィッシングライフを考える
釣り名人になるには?
テレビやメディアで取材を受け、釣りに関わることで生計を立てている人を一括りに釣り名人とここでは呼称します。
まず、釣り名人になるには、メーカーやメディアから取材依頼を受ける立場を作らなければなりません。
その第一歩としてメジャーなのが、釣り大会で優勝することです。
釣り大会のあるジャンルはバス、磯、鮎、キス、ヘラなどに限られます。
これらのメジャー大会で優勝、もしくは常に上位にランキングすれば、主催者やメーカーからアプローチを得るチャンスが広がります。
アプローチを得れば商品提供を受けたり、取材や執筆の依頼が舞い込んだりします。
ここまでの段階では、まだまだ生計を立てることはできません。
雑誌投稿、ブログ、SNSでアピール
大会以外のアピール手段として、雑誌投稿、ブログ、SNSがあります。
近年メジャー化しているソルトルアーについては大会がないので、これらの手段が正攻法になると考えてもよいでしょう。
かつては雑誌投稿でのアピールが王道でしたが、近年は釣り雑誌の減少によって、この手段はほぼ使えなくなっています。
その代わりに、ブログやSNSでのアピールが王道化しています。
内容が魅力的なブログを続けていれば、メーカーの目に止まることがあります。
個人的には、これから釣り名人になりたい、本業を続けながらもメーカーと契約したいとお考えの方は、ブログは必須だと思っています。
ブログを続けられない、ビューを稼げない人は、釣り名人やメーカースタッフに求められる広報活動を行う資質が欠けていると思います。
影響力のあるメーカーと契約する
釣り名人として生計を立てるには、それなりの影響力のあるメーカーとの契約が必須です。
影響力のあるメーカーは、広告費の予算が大きかったり、テレビ番組を持っていたりします。
代表的なメーカーはダイワ、シマノです。
影響力のあるメーカーと契約していれば、記事の登場回数や扱いも大きいので、個人としても業界内での立場が強くなります。
自分の番組を持つ
釣りビジョンで自分の番組を持てれば、ほぼ釣り名人として生活が出来ます。
釣りビジョンだけの出演料では生活が出来ませんが、本人の努力次第でその知名度を活かしたセミナーの開催、取材本数の増加も可能です。
私の考える釣り名人の収入の内訳は、
- 取材料
- 番組出演料
- セミナー料
- メーカー契約料(年間契約が多いようです)
- 商品売上料(開発協力した商品の売上に対する)
メーカーや出演する媒体によって契約内容は様々なので、名人によってはこれら以外の収入があると思います。
職業釣り師は上手いだけではダメ、セルフ・プロデュースと自分を売り込む営業力が必須です。
正直、オススメできません…。