チニングのメインフィールドの一つである河口についてのおすすめの攻略法を紹介していきたいと思います。
チニングフィールド別解説~河口編~
河口をオススメする理由
河口をチニングにオススメする理由は、チヌの絶対数が圧倒的に多いからです。
さらに、時期によってはチヌ以外に、キビレも混泳します。
河口にチヌが集まる理由は「エサが豊富」、「海中で体に付いた寄生虫を淡水で落とすため」など諸説ありますが、本当のところはわかりません。
河口は護岸整備されているところが多く、エントリーがしやすいメリットもあります。
チニングには、どんな河口がよいか
一口に河口といっても様々です。
チニングを行う上での、河口のチェックするポイントを解説します。
その1:護岸の敷石、テトラポットの有無
エサであるカニ、牡蠣等が溜まり、チヌが身を隠せる場所もある。
↑牡蠣とカニ。ベイトが豊富なことがわかります。
↑牡蠣の中に砕かれた牡蠣ガラ、チヌが捕食した痕跡です。
その2:地面の形状の把握
砂利ならアサリなどの貝殻の有無、砂なら穴を探してカ二、ゴカイがいるのかをチェックします。
その3:チヌを目視で確認する
河口の付近は浅瀬であることが多いので、護岸や橋の上からチヌが泳いでいる姿をみつけることが簡単。
見つけたと同時に逃げてしまうこともありますがが…。
明るいうちはもちろんのこと、潮が引いている時にも地形の把握のために下見をしておくとよいと思います。
↑ポイント一例。
河口付近に流れ込みがあり、一見A級ポイントに見えます。
しかし、よく見ると、周りにウナギ取り用の石が並んでいます。
日中だからわかりますが、夜間だと意外に気づきません。
河口の攻め方
河口のチニングはデイ、ナイトでアプローチの仕方が違います。
デイゲームのチニング
主力はポッパーなどのトップウォーター。
カケアガリなど、地形の変化がある場所や護岸沿いなどを通すと、チヌがバイトしてくるでしょう。
トップゲームでは、潮位を意識しなければなりません。
潮が満ちすぎているとチヌはトップに出づらい傾向があります。
水深が0.5~2mくらいが適正と言われているので、それを意識するといいと思います。
さらに、チヌは人の姿をえただけで、すぐに逃げてしまいます。
アプローチは慎重に、静かに行うようにしましょう。
ナイトゲームのチニング
一方のナイトゲームは、ボトムゲームがメインとなります。
ラバジグ系のワーミングでよいですが、牡蠣が多い場所では根掛かりが怖いので、コスパのいいジグ単のワーミングをオススメします。
ジグヘッドを護岸沿いなどにキャストし、底まで沈めズル引きしたり、チョンチョンと跳ねさせるようにボトムバンピングをして誘います。
日中ほどではないですが、なるべく物音は立てず、ヘッドライトで水面を照らしすぎないようにし、チヌに警戒心を与えないようにしましょう。
簡単ではありましたが。河口でのチヌ攻略法を解説しました。
河口でのチニングは、技術的にもフィールド的にもアプローチがしやすいです。
ビギナーはまず、河口から初めてみるのもよいでしょう。