ヒラメ狙いといえばやっぱりサーフ!
サーフで狙うときにほとんどの人が装着しているのが、ライフジャケットとウェーダーです。
しかし、ヒラメ初心者は、どんなライフジャケットとウェーダーを選んだらよいのか分からないと思います。
そこで今回は、初心者に向けてライフジャケットとウェーダーの選び方、また水に立ち込むときの注意点を解説します。
【ルアー初心者】ヒラメ狙いのライフジャケット&ウェーダー選びのコツ
ライフジャケットの選び方
ライフジャケットは、浮力材と2つのタイプの組み合わせでできています。
浮力材には次の2種類があります。
・固形浮力タイプ・・・発砲素材を使ってあるもの
・膨張式浮力タイプ・・・ボンベで浮力材を膨らませるもの
装着時のタイプは次の2種類です。
・ベストタイプ・・・体に装着するもの
・ウエストタイプ・・・腰に巻いて装着するもの
この組み合わせの中でヒラメ狙いにおすすめなのは、「固形浮力材でベストタイプ」のものです。
ベストタイプはポケットがたくさんあるのでルアーを多く収納できるメリットがあります。
さて、ライフジャケット目的はもちろん、落水のときに命を守ってくれることです。
装着時の注意点として、股下を通すベルト、もしくは腰回りにあるハーネスを正しく装着するようにしてください。
正しく装着しないと、落水した時にライフジャケットが頭より高く浮き上がり、かえって危険な体勢になってしまいます。
サーフでは突然の高波にさらわれることがあるので必ず、ライフジャケットを装着しましょう。
ウェーダーの選び方
ウェーダーは、丈の長さとソール(靴底)の組み合わせにより成り立っています。
丈の長さには次の2種類があります。
・チェストハイ・・・丈が胸まであるもの
・ウエストハイ・・・丈が腰まであるもの
ソール(靴底)の種類も2種類あります。
・ラジアル・・・靴底が硬く歩きやすい
・フェルト・・・接地面が大きく滑りにくい
この中でヒラメ狙いにおすすめなのは、「チェストハイでラジアルタイプ」のウェーダーです。
サーフでは普通の靴や長靴だとかなりの頻度で、海水と砂が入り込みます。
ウエストハイだと海水が波飛沫が意外に侵入するので、胸まで丈があるチェストハイタイプが基本となります。
また、ソールはフェルトだと釣行後に繊維の間に砂が入り込んでいて手入れが非常に大変です。
そのため、水で流せば砂を落とせるラジアルソールがおすすめです。
注意点ですが、ウェーダーを履いているときは絶対にライフジャケットを着用すること、また、腰回りにあるベルトをしっかり締めるようにしましょう。
万が一、転倒して水が浸入してしまうと靴に空気が溜まってしまい、起き上がることが非常に困難ですので、この2つは絶対に守るようにしてください。
立ち込むときの注意点
ライフジャケットとウェーダーを装着していると、どうしても水に立ち込んで釣りをしたくなると思います。
しかし、サーフの釣りではあまり立ち込まない方が賢明です。
なぜなら、水の流れによって足元の砂にさらわれてバランスを崩しやすいからです。
また、打ち付けてくる波は一定ではなく、突然大きなものが来ることもあります。
目安としては、立ち込んでも膝下までの深さにしておきましょう。
できれば足首くらいまでの深さまでしか入らないようにしておいた方がより安全です。
ちなみに私はウェーダーを履いて釣りをしていますが、水に立ち込むことはほとんど無くなりました。
それではウェーダーを使う必要はないのではと考える方もいると思いますが、普通の靴や長靴では結構な確率で波飛沫と砂が入り込んできます。
サーフでのヒラメ狙いのウェーダーはあくまでも波飛沫と砂が侵入しないようにして、快適に釣りをするためのものと考えておくとよいと思います。
それでは最後におすすめのライフジャケットとウェーダーを紹介します。
おすすめのライフジャケット
ダイワ フロートゲームベスト DF-6403
アジャスターでしっかり体にフィットするライフジャケット
総重量が740gと非常に軽くありつつ、収納力が十分にあります。
キャスティングのときに邪魔にならないよう、薄型のポケットを採用してあります。
取り出しやすい位置にあるプライヤーホルダー、フロント脇にあるロッドホルダーも便利なライフジャケットです!
オレンジブルー マズメ レッドムーンライフジャケットV
体にフィットする素材と縫い方をしてあるライフジャケット
肩や腰への負担を減らすウエストハーネスシステムが、長時間の釣りをサポートしてくれます。
またバックポケットは、前に持ってくることもでき、スムーズに荷物の出し入れを行うことができます。
各場所に配置してあるD環や、各ツールの収納位置も考えて設けられているおすすめのライフジャケットです!
おすすめのウェーダー
オレンジブルー マズメ ゲームウェイダー サーフスペシャル
サーフ専用設計のチェストハイウェーダー
砂の上を歩くことを第一に考えられたソールパターンが特徴的なウェーダーです。
サーフは非常に変化に富んだ地形なので、この砂をグリップして歩きやすいソールパターンはとても魅力的です。
手入れのしやすさにも定評があるおすすめのサーフ専用設計のウェーダーです!
リバレイ RBB サーフウォーカー
立体裁断採用で動きやすいウェーダー
生地に防水加工を施してあり、内部への水の浸入を防いでくれます。
フロントには大型止水ファスナーポケットがあり、水に濡れては困るがすぐに取り出したいものを入れておけるので便利です。
もちろんラジアルソールを使ってあり、釣行後の手入れに煩わしさがないおすすめのウェーダーです!
まとめ
・ライフジャケットは、固形浮力材でベストタイプのものを選ぶ
・ウェーダーは、チェストハイでラジアルタイプのものを選ぶ
・ベルトなどの固定具を正しく装着して使用する
・水への立ち込みは入っても膝下までの深さ、あくまでもウェーダーは水しぶきと砂を除けるものと考える
ヒラメ狙いにあったライフジャケットとウェーダーを装着していると、気分よく集中力を維持して釣りをすることができます。
今回の記事を参考にして、ぜひ自分にあったライフジャケットとウェーダーを選んでみてくださいね!
