鮎釣りの上達法はズバリ、
誰よりも川に行ってたくさん竿を握り、たくさん鮎を掛けることです。
初心者の方で上達したいと向上心があるなら、これに限ります。
ですが実はこれが一番難しいのかもしれません。
サンデーアングラーならなおの事、天候や河川状況は釣行日に選べる訳ではありません。
鮎釣りの上達方法とは?
まずは川見術
上達へのより近道となるキーポイントは、限られた釣行日数でいかに鮎を掛ける効率を
上げるかになってきます。
それにはまず釣技云々は置いておいて、鮎が掛かるポイント、さらに言えば追い気のある鮎の付き場を見極められる川見術が必要です。
例えば、雨天で増水気味の河川状況であれば本流を避け、支流を選択するなど、
悪天候・悪条件でも川見術が必要なのは同じで、それにより釣果匹数は大きく変わります。
では具体的に何をすればいいのか、
まず釣行時に偏光グラスをかけ、竿を出す前に必ず上方から川を見て下さい。
できれば橋の上から真下を見る事ができればベストですが、石や水位、魚の動きなどが確認できる立ち位置であればOKです。
石色でハミアトの確認や、鮎の魚影が見えれば判断に繋がります。
石が暗っていたり、鮎が見えない状況であれば移動も視野に入れ、逆にハミアトで石が黒かったり、鮎が見えれば期待ができます。綺麗な河川では追い星も目視することが可能です。
最初から川見が効率よくできる方はいないと思いますが、これも癖をつけて慣れれば自然と色んな事が分かってきます。
水位のチェックを習慣づける
さらに言えば、当日の水位を数字で記録することもおすすめします。
インターネットで国土交通省の各河川テレメーター水位で検索すると、大概の河川の水位が
インターネットで国土交通省の各河川テレメーター水位で検索すると、大概の河川の水位が
ピンポイントで出てきます。
その日の水位が分かれば、次回釣行時の水位の変化が分かり、水位が影響する釣果の良し悪しの目安になるからです。
どんなに好釣果の情報でも日付が変われば水況も変化しますし、自分のデータ取りが後々、
一番参考になってきます。
石色の見方や鮎の動き方なども川見の重要な要素ですが、河川それぞれに癖がある為、
まずはなぜ好釣果に恵まれたのか、逆になぜ貧果だったのかということを、その日の水位や天候と一緒に把握できるようになれば、必ず鮎を掛ける効率UPにも繋がり、限られた釣行日に選択できるポイントの視野がかなり広くなってくるはずです。
声をかけてみる
次に、上達への「近道」という点で、上手な鮎師の方と釣行を共にする機会を多く作る事も大事です。
ポイント選択の理由に始まり、釣り方はもちろん使用している道具等にも上達のヒントはたくさんあるからです。
いきなり師弟関係を結ぶとまでは難しいと思いますが、川に足を運べばベテラン鮎釣り師の方との出会いも少なからずあると思います。
ポイント選択の理由に始まり、釣り方はもちろん使用している道具等にも上達のヒントはたくさんあるからです。
いきなり師弟関係を結ぶとまでは難しいと思いますが、川に足を運べばベテラン鮎釣り師の方との出会いも少なからずあると思います。
一から自分で調べて勉強しようと思えば、情報の量を考えても時間が掛かってしまいますし、同じ釣行回数を重ねるにしても、内容を濃くすることで上達の早さには少なからず差が出るのではないでしょうか。
机上の知識アップ
実釣に置いてのレベルアップが一番の上達法ですが、机上での知識アップも実釣に繋がる為、雑誌やDVDなどを見るのも一つの手段です。
川見の仕方や仕掛けなどを紹介している雑誌はシーズン前に毎年発売されるものも含め数多くあります。
川見の仕方や仕掛けなどを紹介している雑誌はシーズン前に毎年発売されるものも含め数多くあります。
釣行機会が少なくても頭に入れておけば釣行時のヒントになります。
DVDなど名手の釣りを映像で見る際に注目してほしいのは一連の動作です。
鮎が掛かりタモに入るまでの引き抜きや野鮎へのオトリ交換等、基本的な動作を意識して見てみると、実際トラブルが多い場面でいかにスムーズで手返しが早いかが分かります。
鮎が掛かりタモに入るまでの引き抜きや野鮎へのオトリ交換等、基本的な動作を意識して見てみると、実際トラブルが多い場面でいかにスムーズで手返しが早いかが分かります。
釣り方や仕掛け、タックル紹介などに注目してしまいがちですが、一連の動作はどの河川に行っても同じで、効率を上げるうえでも一番に基本的な事で重要だと言えます。
一番は釣行を重ねることですが、大事なのはその釣行の度の内容です。
同じ釣行でもデータ取りや知識はかならず引き出しとなり、釣果アップに結びつきます。