【梅雨シーズン間近】レインウエア、ゴアテックスについて知ろう

ルアー
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現在、釣り用レインウエアには様々な素材が使われています。
防水性はもちろん、透湿性にも優れた素材のゴアテックスのレインウエアはご存知の方も多いのでは?
釣りメーカーだけでなく、登山ウェアやゴルフウェアなど、幅広いスポーツメーカーからゴアテックスウェアが販売されており、日本だけでなく世界中で知名度が高い素材です。
高い防水性や透湿性があると知っていても、ゴアテックスに種類があるのを知っていますか?
今回は釣りウエアにも使われている、ゴアテックス素材の種類について解説します。

【梅雨シーズン間近】レインウエア、ゴアテックスについて知ろう!

ゴアテックス

過酷な環境下、気象条件に対応する耐久性・防水性・防風性・さらに高い透湿性を兼ね備えた素材です。このゴアテックス ファブリクス(布地)を基本に、他の素材とラミネートし(貼り付ける)、レイヤード加工された素地を使ったウェアがゴアテックスウェアとなります。
雨などによる外部からの水分の侵入を防ぎながら、ウェア内で発生した汗や、体温による蒸れなどの水蒸気を効果的に外部に放出する機能をもっています。

 

雨天時はもちろん、どんな釣りのシチュエーションでも着用可能です。

ゴアテックス プロ

従来のゴアテックスと比較すると透湿性が28%向上し、より衣服内の快適性が高くなってます。ゴアテックスの基本性能である、防水性、防風性はそのままに、さらに耐摩耗性が上がっていて、素地には強度感のある厚みがあります。

シマノ XEFO・GORE-TEX PRO ACT JK RA-21JP タングステン 2XL
釣りのシーンであれば、運動性の高いジギングや、ウェアの擦れなどが頻繁に起こりやすい磯場での着用がおすすめです。

ゴアウィンドストッパー

素地に風を通さないウィンドストッパー メンブレン(膜)を、素地と裏地素材にラミネート加工し、防風性と透湿性に優れた素材です。
基本的に素材自体にゴアテックスのような高い防水性能はなく、撥水加工程度なので、レインウェアとしての着用はおすすめできません。釣りでの使用に例えるなら、ウィンドブレーカーのようなものです。
ゴアウインドストッパーは、防水性を持たない代わりに防風性と透湿性を向上させた素材で、
フリースやジャージ素地など様々な素材とラミネートされ多様なウェアになります。

SHIMANO(シマノ) NEXUS・ゴア ウィンドストッパーキャップ ツバワイドタイプ レッド キング CA-121P

釣り用品では、キャップやグローブなどに多く採用されています。

ゴアテックス パックライト

ゴアテックスの基本性能を兼ね備え、軽量とコンパクトを追求した素地。防水性には少々劣るようですが、素地はなめらかで動きやすく機動力に優れています。
畳んだときにとてもコンパクトになるので、雨が心配な天候のときにバックに忍ばせておける収納サイズが魅力です。
SHIMANO(シマノ) XEFO・ゴアテックス AERIOUS Jacket RA-22JQ チタングレー M機動力を必要とするルアー釣りでのシーンにおすすめです。

ゴアテックスアクティブ

ゴアテックス素材の中でも最高度の透湿性を持った軽量素材です。軽量で柔らかく、肌触りも快適で、水蒸気を確実に管理する機能をもっています。
基本的には、激しい運動やランニングなど大量に汗をかくアクティビティー向けのウェアなどに主に使用されるようです。

まとめ

ゴアテックスにはシーンに応じて選べる種類があります。防水性、防風性、透湿性、素地自体の耐摩耗性など、それぞれのファブリクス、レイヤード構造を理解した上で自分の釣りに必要とする機能で選ぶことが大事です。