シーズンイン!大鮎におすすめの水中糸ランキング BEST 5

仕掛け、タックル

鮎釣り解禁から約3カ月、鮎釣りフリークのみなさんにとっては、あっと言う間の3カ月だったのではないでしょうか?
8月も後半になると、全国各地の河川で大鮎情報を耳にするようになります。地域によって大鮎のサイズ概念は様々です。
今回は、球磨川など尺鮎河川でも使用できる、おすすめの対・大鮎水中糸をランキング形式でご紹介します。

シーズンイン!大鮎におすすめの水中糸ランキング BEST 5

大鮎釣り水中糸の選び方

一言に大鮎と言っても、その概念は地域によって様々です。

例えば尺鮎が釣れる可能性の高い河川が多い九州と比べられる地域は、全国でも少なく特殊と言えます。また、水深のない浅い小石底が特徴の河川で、平均25cmサイズの大鮎が数釣りできるなんて河川もあるのです。例えば球磨川で使用する水中糸は、極端に太糸です。
メタルで言えば0.2号以上を推奨しますが、その理由は急流にあり、尺鮎を確実に取り込むためには決して極端な太さでないことが分かります。

逆に、トロ場などで狙う大鮎河川ではフロロなども多用します。自分が下って取り込めるポイントであれば、強度よりも掛け優先で水中糸を選ぶことも大事なのです。
手返しなのか、掛け重視なのか、確実な取り込み重視なのかで、選ぶ水中糸は臨機応変に変えることが大事です。

水中糸と大鮎竿のバランス

大鮎釣りをするにあたって大事なことが竿と水中糸のバランスです。各メーカーから大鮎専用の竿が販売されていますが、注目したいのは調子です。
分かり易く言えば、鮎が掛かった時に竿が曲がるか曲がらないかで、糸にかかる負荷が変わるということなのです

曲がる胴調子の竿であれば水中糸にかかる負荷も少なく、またロッド全体に張りのある抜き調子の竿であれば、水中糸や掛かり鮎に負荷がかかります。
掛かる鮎のサイズも加えて重要な要素です。先述した取り込みを優先するか、手返しを優先するか、河川によって変わります。

大鮎におすすめの水中糸ランキング

1位 ダイワ メタコンポⅢ

ダイワ(Daiwa) メタルライン メタコンポIII 12m+1m 0.07号 ブラック

比重が2.1と軽く、しなやかで泳がせ釣りにも対応できる複合メタルラインです。ラインナップは0.2号まであり、尺鮎狙いにも十分使用可能です。
水切れが良い表面コーティングも特徴で、目印の編み込みもストレスがありません。また、ブラックとイエローのラインカラーが選べ、イエローは視認性に優れています。

2位 がまかつ メタブリッドシリーズ

がまかつ(Gamakatsu) 複合ライン メタブリッド 高比重 30M L114Z 0.1

泳がせ釣りにも対応、1.9と低比重のメタブリッドⅡをはじめ、中比重、高比重と場面に応じて選ぶ事ができる複合メタルラインです。
高比重の号数ライナップは0.2号まであり、急流での尺鮎や大鮎釣りにもおすすめです。

3位 サンライン ハイテンションワイヤー

サンライン(SUNLINE) タングステン×ステンレスライン ハイテンションワイヤー鮎 水中糸 12m 0.4号 ブルー

高強力・高比重タングステンとステンレスを撚り合せた比重9.7の複合メタルラインです。急瀬・荒瀬でも沈みが良く、掛かり鮎の強引な引き抜きにも安心な強度です。
また、0.2号以上の号数ラインナップが規格にあるのもめずらしく、対尺鮎用としてのバリエーションとしておすすめできます。

4位 バリバス ハイブリッドメタマックスネオ

モーリス(MORRIS) ライン エクセラ鮎ハイブリッドメタマックスNEO 0.125号.

 

タングステンをコアに高強度ステンレスワイヤーを撚糸した複合メタルラインです。
従来のメタマックスも人気がありましたが、製法はそのままに瀬釣りに特化した製品に生まれ変わり新発売となりました。この製品も0.3、0.35、0.4号と、対大鮎、尺鮎に選べるサイズバリエーションがあります。

5位 DUEL アーマードFH鮎水中糸

デュエル(DUEL) PEライン ARMORED FH 鮎 水中糸 24m 0.06号 ゴールデンイエロー+ブルー H4133-GYB

近年、鮎釣りの水中糸として注目を集めているラインです。鮎専用でシリーズが発売されて間もないですが、ソルトシリーズのアーマードフロロを球磨川で使用した鮎師からその人気が広がりました。
水切れもよく、擦れにも強いのに製品の価格はメタルの半分以下なもの魅力のひとつだと思います。また伸縮性がなく感度にも優れています。比重が約1.0と、泳がせ釣りにも対応します。

まとめ

水中糸は太ければ太いほど、強度は上がります。しかし、球磨川などの尺鮎を釣りに行く河川は別として、大鮎釣りは河川状況に合った水中糸を選ぶことが大事です。また、竿や掛かる鮎のサイズとのバランスもトラブルを回避する重要な要素となります。