数あるカゴ釣り専用リールの中でも、価格帯が中堅クラスで機能も充実の人気シリーズ、ダイワ・ウィンドキャストが新たな機能を搭載して2017年に生まれ変わって新登場しました。
今回は、初心者や入門者の方にもおすすめの、進化を遂げたウィンドキャストについて解説します。
【カゴ釣り用タックル】ダイワ ウィンドキャスト リールの特徴を教えて!
マグシールド搭載、カゴ・磯遠投リールのスタンダードモデル
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 17ウインドキャスト 4000QD
カゴ釣り用スタンダードモデルのウィンドキャスト。初心者の方や入門者の方にも人気のシリーズです。今回、ダイワが誇るテクノロジー、マグシールドを新たに搭載し、防水、耐久性が向上しました。
以下にNEWウィンドキャストの代表的な機能を解説します。
● マグシールド
マグシールドはローターとボディとの隙間にマグオイルと呼ばれる磁性を持つオイルで膜を作ることで、リール内部への水や塵を遮断するダイワ独自の防水・耐久テクノロジーです。
: DAIWA Website
パッキンなどを使用した防水システムと比べ、マグオイルは液状のためローターとボディとの摩擦係数を激減させることができ、驚くほど軽やかな回転をもたらします。
カゴ釣りなど、ハードな使用環境でも、初期の滑らかな回転性能が持続するのが特徴です。
今や、リールにマグシール機能が搭載されているかいないかで、機種を選ぶ基準になるほど注目の機能となります。
● エアローター
: DAIWA Website
リールの自重軽減に大きく貢献するエアローター。マグシールド搭載で可能となった、従来のローター部分の余計な贅肉を削ぎ、大幅な軽量化を実現。
さらに最適リム構造により負荷を分散させることで、従来と同等の強度は保ったままです。
ローターバランスも向上し、遠投の際の仕掛け回収の効率アップにも繋がります。
● クイックドラグ(4000QD・6000QDのみ搭載)
ドラグノブを、約1回転するだけでドラグを瞬時に緩める、締めるが可能な機能です。
例えば遠投後に置き竿でアタリを待つ際、ドラグを締めていると竿やリールが水中に引き込まれてしまう危険性があります。
逆にドラグを緩めておくと掛かった際にやり取りまでにドラグを締め直す調整に時間がかかり、アワセが遅れてバラしてしまうことも。
クイックドラグは、魚が掛かるまではドラグを緩め、掛かった後は迅速にドラグを締めることができるとても便利な機能です。
デジギヤⅡ
ダイワ独自のデジタル設計技術。デジタル解析によって導き出された理想的なギヤ歯面を実現するために、高精度のマシンカット技術を採用し、鍛造ギヤーの数倍以上の歯面精度を実現しました。
: DAIWA Website
糸落ち防止機構
ラインがスプールから落ちてスプールとローターの間に挟まるトラブルを防止するため、ラインガード摺動式の糸落ち防止機構を搭載。
その他にも、ボディ、ローター部の素材にはDS4(ファイバー強化特殊プラスチック)を採用。
またキャスト時にベールをオープンにするとローター回転がロックされ、キャスト中の不意のベール反転を防止する、キャストロックマニュアルリターン(ベールは手動で返すマニュアルリターン方式)で、カゴ釣りに最適な機能となっている。
まとめ
新製品として生まれ変わったウィンドキャストは、ダイワの誇るテクノロジーが満載です。とくにマグシールドが搭載されたことで、回転性能と持続は格段にアップしたと言えます。
また機能は向上したにも関わらず、価格帯はそのままで、コストパフォーマンスにも優れた製品になりました。カゴ釣り用のリール購入の際に迷ったら記事を参考にして検討してみてください。
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