堤防で大人気のアジを狙ったサビキ釣り。ファミリーフィッシングや釣り初心者にもおすすめの釣りです。
ウキを使用せずに足元でアジを狙うサビキ釣りもいいですが、日中でもサイズ狙いや数釣りをしたいと思っている方におすすめなのが、遠投サビキ仕掛けです。
今回は、遠投カゴ釣り仕掛けと釣り方について詳しく解説します。
遠投サビキ仕掛け
魚 | アジ、イワシ、コノシロなど |
時期 | 秋がメイン(春、夏可) |
場所 | 堤防、岸壁 |
エサ | アミエビ(ジャンボ) |
●遠投カゴ釣り用の竿
通常サビキ竿には、遠投用と、そうでない竿があります。
遠投用の竿との違いですが、まずは竿の硬さです。遠投サビキ釣りは、飛距離が出るような重たい仕掛けにも対応しており、通常のサビキ竿よりも張りがあります。
ガイドのリング径が大きいのも特徴で、糸抜けがいい設計になっています。また、一日を通して、何度遠投してもガタツキがないよう、リールシートもスクリュー式となっています。
●3000番クラスのスピニングリール
リールは、竿とのバランスを考慮し3000番~4000番クラスのサイズを選びましょう。重たい仕掛けを何度も遠投、回収するカゴ釣りではあまり小型のリールは向いていません。
3000番クラス以上であれば、スプールに十分な糸巻き量、ハンドル一回転あたりのライン巻き取り量もあり、パワーも十分だと言えます。
●下カゴ、上カゴ仕様のサビキ仕掛け
仕掛け図のサビキ仕掛けは、下カゴ仕様ですが、天秤付きのカゴを使用した上カゴ仕掛けもおすすめです。
鉛を後付けすることができ、ウキとのバランスも合わせ易くなり便利です。
上カゴ仕様のサビキ仕掛けは、2~3本針が多く、スキン針のほかに素針が付いている仕掛けがあります。素針には、沖アミやサシアミなどを付ける事ができ、型狙いにおすすめです。
また、潮流が速い時などは、マキエとも同調しやすいメリットもあります。
サビキ仕掛けの釣り方
- 下カゴにマキエを詰めて、沖に投入します。仕掛けを投げるコツは、下カゴの重さを利用し、遠心力を効かせることです。力任せに投げないようにしましょう。
- 仕掛けが着水したら、ウキにウキ止めが接するまで糸を送り出し、仕掛けがタナまで馴染むのを待ちます。
- タナまで仕掛けが到達したら、ベールを起こしてハンドルを巻いて、糸フケを取ります。
- 数回大きく竿をあおって、下カゴに入っているマキエを放出します。
- 竿を下げて、アジのアタリを待ちます
アタリが無い場合は、仕掛けを回収して、1から繰り返します。なお、釣れていなくても5分以上放って置かずに、仕掛けを必ず回収して仕掛けを打ち返しましょう。
マキエを続けることで、魚が集まるのでしばらく手を休めずに続けましょう。
日中は沖の深場を狙う
日中のアジは、型が大きくなるほど、沖の深場を回遊する傾向が強いです。
そのため、足元にアジが居なかったり、足元のアジが狙いより小さすぎる場合は、遠投ウキ仕様の仕掛けに変更して狙います。
夜釣りでは夜光サビキがおすすめ
夜釣りでは、サビキのスキンが夜光になっている製品がおすすめです。また、ウキには夜でもアタリが分かるよう、ケミホタルなどの発光体を装着します。
現在、主流はリチウム電池を使用するウキトップです。ケミホタルは使い捨てでお手軽ですが、光量はリチウムトップウキが上で、遠投しても見やすいです。
まとめ
サビキ仕掛けは、下カゴ仕様と上カゴ仕様の2種類があります。足元で釣れなかったり、アジのサイズが小さい場合は、遠投カゴ釣り仕掛けに切り替えて、沖に遠投しましょう。
タックルはカゴ遠投専用のものを準備しておけば、通常のサビキでも使用できて便利です。
日中は沖の水深があるポイントで、思わぬサイズのアジや釣果に恵まれることも少なくありません。
Let’s enjoy SABIKI fishing
サビキ釣りを楽しもう!
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