8月の大分県の海辺は日中がとても暑いです。
そのため日中を避けて釣りをしましょう。
8月に釣りをするならばすずしい時間帯を選んで朝の10時まで、もしくは夕方の4時から釣りをするようにしましょう。
8月の大分県でオススメのターゲットはケンサキイカ、アジ、キス
夏の夜釣りの主役、ケンサキイカ
ケンサキイカが釣れ始めるのは7月中旬で、お盆くらいが終盤になります。
年によっては9月まで釣れる年があります。
ケンサキイカは潮通しのよい本流に近い釣り場にしか回遊しないので、釣れる場所が佐賀関や津久見、鶴見の一部に限定されます。
釣り場が限定されるので、天気のよい夜には平日であっても釣り人がとても多いです。
そのため、土日や祝日は当然ながら釣り場は釣り人でいっぱいです。
ケンサキイカ釣りの際にはいつも以上に、釣り人同志で釣り場や仕掛けを流すポイントを譲り合うようにしましょう。
ケンサキイカ釣りにつてはエサを使ったウキ釣りと、エギを使ったエギングが大分県では主流となります。
遠投、浅ダナ狙いのウキ釣り
ウキ釣りの基本は、遠投で本流に仕掛けを乗せて狙うことです。
手前でも釣れますが、遠投する方がケンサキイカが釣れる確率が高まります。
仕掛けを飛ばす飛距離については最低でも30m以上、40m飛ばせればなおよいです。
ケンサキイカのタナは1m以内に設定するようにしましょう。
それより深いタナにもケンサキイカがいますが、タナを浅くするのには大きな理由があります。
それは、ケンサキイカがエサに食いついたときに、ケンサキイカがそのままホバリングしたり、食い上がるのでアタリが出難いからです(ケンサキイカはエサをあまり引き込みません)。
タナを浅く設定すればウキや、ハリスにセットしているケミホタルにアタリが出やすくなるので、釣果に繋がりやすくなります。
エギをドリフトして狙おう
ケンサキイカのエギングはアオリイカとは、エギの操作に違いがあります。
アオリイカの場合は、ロッドをシャクってエギをアクションさせながら手前に寄せますが、ケンサキイカの場合は抑えめのアクションでエギを手前にあまり寄せないように操作します。
常にラインを張り気味にして、微アタリを拾うイメージで釣りをしましょう。
また、流れのある釣り場ではエギをドリフトさせて(本流に流す)、ケンサキイカのアタリを拾うのが有効です。
ケンサキイカ釣りのオススメ釣り場を紹介
黒ヶ浜
黒石が敷き詰められた浜からの釣り。
浜からのケンサキイカ釣りはエギングに不向きなので、小黒海岸ではウキ釣り推奨。
第二ハワイ
明るい外灯が多い、夜釣りの人気釣り場。
ケンサキイカの時期には、釣り人がいつも以上に多くなります。
一尺屋上浦港
本流が直接流れる釣り場ではないものの、ケンサキイカの接岸があれば爆発的に釣れることがある人気釣り場です。
間元港
四浦半島の突端にある、潮通しが抜群によい人気釣り場。
ケンサキイカが安定して釣れる傾向があります。
大浜港
四浦半島の先端部の若干奥まった場所にあります。
広範囲を流すのが難しいので、釣り人が数人いるだけで密になります。
梶寄港
鶴見半島の先端近く、潮通しがよい釣り場。
佐伯ICから車で1時間近くかかる割には、いつも釣り人が多い傾向があります。
サビキの豆アジ、夜のアジング
夏の日中のアジのサビキ釣りには、豆アジ(アジゴ)ばかりが釣れる傾向があります。
夕方から夜、朝にかけてはサイズアップするのが平年のパターンです。
夏場は夜釣りであってもアジのサイズが小さめで、大きくても20cm大までです。
夜のアジ釣りは、ルアーで狙うのがサイズアップを期待できてよいでしょう。
8月のアジ釣りにオススメの釣り場紹介
西大分港
大分市内からのアクセスが抜群です。
サビキ釣りは遠投が必要です。
大在公共ふ頭、日吉原公共ふ頭
大分市内の人気定番釣り場。
どちらも車を横付けして釣りができます。
金山港
家族釣りで大人気の釣り場です。
足元のサビキ釣りがオススメです。
一尺屋下浦港
アジ釣りの人気釣り場。
夜のアジングで良型を期待できます。
小浦漁港
サビキ釣りや遠投サビキ釣りの家族連れに人気です。
夜のアジングも実績があります。
手前で釣れるキス
夏のキス釣りは遠投しなくてもキスが釣れることが多いです。
ただし、キスのサイズが小さめなので、ハリのサイズが大きいと上手くハリ掛かりしないことがあります。
ハリのサイズはキスバリの8号前後を準備しておきましょう。
また、砂浜からのキス釣りは海水浴客とバッティングすることがあります。
夏の間の砂浜は、釣り人よりも海水浴客が優先です。
釣り場で海水浴客を見かけたら、離れて釣りをするようにしましょう(50m以上)。
8月の大分県でキス釣りにオススメの釣り場
大野川導流堤
大分市内からのアクセスがよい釣り場です。
足場が低いので釣りをしやすいです。
小志生木海岸
お隣の大志生木に比べると海水浴客が少ないので、釣りをしやすいです。
元猿海岸
ドライブがてらに釣りに行くのにオススメです。
キスの数がとても多いです。
波当津海岸
大分県最南端の釣り場です。
景観がとてもよいです。
熱中症対策を万全にして釣行しましょう。
熱中症対策の基本は以下の3つです。
◯朝、夕、夜に釣りをする。日中の釣りを避ける。
◯日よけ用のパラソル、帽子が必須。
◯大量の飲み物と氷。