つい先日、様々な媒体で話題になった、沖縄で発見された世界最古の釣りバリ。
約二万三千年前に使われた釣りバリということで、「凄い発見だなあ」と思っていました。
しかし、それと同時に疑問が一つ。
ハリの形状を見ると…、魚が釣れそうな気がしませんよね???
軸が平で、(現在のハリの常識では)不自然だし、なによりも、フトコロが浅過ぎて、すぐにバレそう。
海外のサイトの中には、「どう見てもイヤリング」との声もあるのだとか…。
私も、イヤリングにしか見えないし…。
そんな釣り人なら誰でも抱く疑問を、ネットニュースのトップサイトの一つであるBUZZFEED JAPANが、私たちに代わって調査をしてくれました!
BUZZFEED JAPANが行った調査方法は簡単、大手釣り具メーカーのハリの担当に質問してくれました。
その回答は、「判断がつかない」とのこと。
形状と強度に疑問があり、明確な回答を出せないようでした。
(釣り具メーカーからの回答の詳細はリンク先で確認ください)
それで、BUZZFEED JAPANは、発掘を行った沖縄県立博物館へも質問。
その回答はもちろん、「釣りバリである」とのこと。
(沖縄県立博物館からの回答の詳細はリンク先で確認ください)
たしかに、リンク先で沖縄県立博物館が述べる根拠を読むと、「釣りバリである」と感じさせられてしまう。
そこで思い出したのが、釣り人の手付かずの海で竿出しした時の魚の反応の良さ。
そのような海では、ハリが大きくても糸が太くても、エサさえ付いていれば、簡単に魚が釣れるもの。
友人が、釣り文化のない外国の海辺でルアーを投げたら、様々な魚が飽きるまで釣れ続けた話も思い出す。
原始の海であれば、あのハリを使っても、魚が釣れるかも???
BUZZFEED JAPANの記事の最後には、「沖縄で見つかった釣り針で魚は、釣れそう?釣れなさそう?」とのアンケートがありました。
興味のある方はアンケートに答えてみては?
アンケートに答えると、これまでのアンケート結果が表示されます。
ちなみに、私が答えた時には「釣れなさそう」が70%でした。